大河ドラマ「西郷どん」 │ 第十九回「愛加那」

あらすじ

江戸幕府大老・井伊直弼の安政の大獄の処罰から逃れるために、奄美大島に名を変え身を隠している西郷吉之助(後の西郷隆盛)

島民のまとめ役、龍佐民の姪・とぅまの献身的な介護を受けて以降、島を知り馴染むためにサトウキビ畑の仕事の手伝いや島の子どもへの教育を請け負っていました。

また、飢えている島の者に自らの扶持である米を食べさせてやったりもしていましたが、これは佐民に難色を示されてしまいます。

吉之助はいずれは薩摩に戻る人間です。

いる間、米食に慣れた子どもたちが吉之助がいなくなってまた芋だけの食事になったときどれほど辛いか…この、親切心による行為が浅はかであるという描写は以前から度々ありますね。優し過ぎる故に目の前にか見えてないというか、立場に応じて厳しく接するのも優しさだと思うのですが、この優し過ぎる主人公は幕末を乗り切れるのでしょうか…

島の生活は、知れば知るほど楽なものではなく、砂糖を精製する機械も木製の古いもの。心を痛めた吉之助は、幼馴染の大久保正助(後の大久保利通)に島の現状改善を訴えます。

正助は、吉之助の気持ちを分かりながらも、今は薩摩もそのような状況ではなく、騒ぎ立てて藩の心象を悪くしないでくれと窘められます。

そんな中、吉之助の面倒を請け負っている龍佐民が、でっち上げの砂糖隠しの罪で島代官・田中雄之助に逮捕されてしまいます。

絵に描いたような悪代官ですね!
演じている近藤芳正さんは一昨年の「真田丸」でも平野長泰役でちょっと腹の立つ小役人を演じておりましたが、何か痛い目にあえばいい…と思わず願ってしまう絶妙な演技が素晴らしいです。

とぅまは怒り狂って島民を率いて代官所に押しかけます。

吉之助はとぅまと島民に、自分が薩摩藩に訴えるから今は堪えてくれと言いますが、いずれ薩摩に帰る人間は信用ならない、ととぅまは代官所を襲ってしまいます。

代官所破りは重罪です。

死ぬ覚悟で来たと言うとぅまに、殺すには惜しい、妾になれと代官は取引を用います。

下衆いです。薩摩藩は男尊女卑が露骨であり、またとぅまが先週言っていたように「民」として島民は扱ってもらっていないという前提二つがあるせいか、奄美大島に来た流人には島妻をあてがうとか罪吹っ掛けておいて許すために妾にしようとか、女性の扱いが本当にえげつない。
時代的にあってもおかしくないのは分かるんですが、割と最近の大河は本来の女性の在り方より現代にやんわり近付ける風潮があるので、それに慣れた身としてはえげつない。

駆け付けた吉之助は、牢破りなんてしたら二度と薩摩には戻れないという代官の脅しに構わず、佐民たちを助けるために牢を破ってしまいます。

島代官は吉之助の行為を上申しようとしますが、正助からの手紙が届いて、吉之助の正体を知り取りやめることになります。ざまぁと思ったのは私だけではないはず。

その夜、とぅまが吉之助の元を訪れます。
とぅまは吉之助に「島妻にしてくれ」と服を脱いで迫ります。

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