大河ドラマ「西郷どん」|第一話「薩摩のやっせんぼ」

2018NHK大河ドラマ「西郷どん」がついに第一話を迎えました!

今回のタイトル、「さいごうどん」だと思っていたんですが「せごどん」なんですね。何で「せご」?と思って調べてみたのですがこれは鹿児島弁だそうです。西郷殿、を鹿児島言葉で読むと「せごどん」になるそうな。

さて今年の主役は歴史の教科書にもしっかり登場する西郷隆盛。上野の銅像も有名ですし、ご存知の方も多いことでしょう。

西郷隆盛は、幕末の薩摩藩の下級武士の子として産まれ、藩主島津斉彬の目に留まり引き立てられます。何年か前の大河ドラマ「篤姫」でも描かれていましたが、薩摩から江戸幕府大奥へ御台所として嫁いだ篤姫の嫁入りの支度をしたのは西郷隆盛と言われています。その後斉彬の死後においては、二度の流罪という憂き目に合っております。

その後は薩長同盟の成立に始まり討幕運動に関わり、江戸城無血開城を果たし明治維新を成し遂げた一員として新政府のメンバーとなりますが、征韓論で大久保利通と対立し敗れ故郷薩摩に戻り、西南戦争の指導者となり明治政府に反旗を翻しますが叶わず自刃して没しました。

イメージとしては人の好い、だからこそ悲劇のリーダー、というイメージなのですが、それだけを描いてはここ数年の大河ドラマには負けてしまいます。よく知られている人物だからこそどのように一年描いていくのか気になっていた「西郷どん」の一話、楽しみにしていました。

西郷どんの初回を観たい方はコチラへ

「薩摩のやっせんぼ」あらすじ

タイトルからしてもう分からない…やっせんぼとは?

一話は有名な上野の銅像の完成披露のシーンから、回想という形で子役時代がスタートします。とてもたくさんの子役たちが出てきましたが、みんな演技上手でびっくり!最近の子役って安心して見ていられるのすごいと思います。

下級武士の子・小吉がたくましく薩摩武士として遊んだり喧嘩したりする姿を描きつつ、自分より弱い者を守る人になりたい、と恐らくこの後ずっと彼を支える芯になるようなものを作っていく回でした。

お菓子を目当てで忍び込んだお館で一番小さい子を見捨てて逃げかけたところを捕まり、藩主の嫡男である斉彬にそれを咎められ「やっせんぼ」と言われてしまいます。やっせんぼとは臆病者とかそういう意味だったようですね。また、男尊女卑のひどい薩摩において女子の扱いを知るために女装して歩いてみて蔑ろにされて衝撃を覚えたり。

そういう子を守れるために出世しようと誓って尽力していた最中、揉め事に巻き込まれて腕の神経を切られ剣の持てない腕になってしまいます。

絶望していた小吉は再度斉彬に出会います。

刀が持てなくなった自分は、もう生きていても仕方のない人間だと言う小吉に斉彬は、侍が刀を振り回す時代はもう終わる。民のために尽くせる者が侍となる、と言い切ります。弱い人を守り民のために尽くす。ここで西郷隆盛という人物の基礎が出来たのではないでしょうか。

第一話感想

一話ってどうしても子役メインになるので、まあ穏やかに終わったかなーって感じのことが多いんですが、割と不穏だったり主人公の負い目(刀が持てない)と光(でも刀の時代は終わる)が描かれたりで面白かったと思います。

実は小吉は斉彬のことは当初、天狗が出ると有名な館に忍び込んだ際に出会ったので、天狗だと思っていたんですね。それを踏まえてそのシーンの最後「この年、島津斉彬が薩摩にいたという記録はありません。小吉が会ったのは天狗だったのか、影武者だったのか、それとも…」という斉彬とのシーンを締めるやり方はすごい個人的に好きです。

希望と目標のある青年時代に繋ぐためには斉彬という偉大な人の言葉が必要だけれど、会わせてしまうと史実的にはちぐはぐになる。

関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

テキストのコピーはできません。