花と鳥のテーマパーク「掛川花鳥園」

「花と鳥のテーマパーク」とありますが、花より鳥重視になってしまいがちな「掛川花鳥園」。静岡県掛川市にある、鳥とふれあえることができる施設です。

こちらの施設ではさまざまな種類の鳥との距離が近く、直接餌をあげることができたり、腕や肩に鳥を乗せて楽しむことができるようになっています。また、いろんなバードショーが催されており、そちらも趣向が凝らされていて、かなり楽しむことができます。

現在、ドラえもんの新作映画『ドラえもん のび太の宝島』とのコラボ企画が行われており、最近ドラえもんが大好きな子どもも楽しめるのではないかと、遊びに行ってみることにしました。

結局、ドラえもんの映画とのコラボ企画自体は園内でのクイズに答えてプレゼントに応募しよう、というくらいの内容だったのですが、鳥とのふれあいは十分に楽しむことができ、最初はちょっと怖がっていた4歳の娘も、最後の方には鳥に餌をあげたり、腕に乗せたりと、施設内を満喫できたようでした。

この「掛川花鳥園」は一年中、雨の日であっても楽しむことができる施設となっており、バリアフリーにもなっているため、小さい子どもさん連れの家族でも気軽に楽しむことができますし、鳥と戯れるだけでなく、もちろん施設内の花も見ごたえ十分です。

今回はそんな「掛川花鳥園」をご紹介したいと思います。

園内情報と交通アクセス


・住所:静岡県掛川市南西郷1517

・開園時間:平日(月~金)9:00~16:30(最終入園16:00)
休日(土日祝)9:00~17:00(最終入園16:30)
※年中無休。GW・お盆期間・年末年始は土日祝の営業時間

・料金:大人(中学生以上) 1,200円
シニア(65歳以上) 950円
小学生:550円
幼児:無料
※他、団体(15名以上)、障がい者料金、年間パスポートがあります。
詳細はホームページ等をご参照ください

・駐車場:無料(普通車:400台、大型バス:20台、障がい者専用:5台)
※混雑時には臨時駐車場もあります

・交通アクセス
東名高速道路を利用した場合:掛川ICより約5分
電車―徒歩(タクシー)の場合:JR掛川駅より徒歩約800m(タクシー約3分)
電車―バスの場合:JR掛川駅北口2番のりば、市街地循環線(南回り)乗車
「掛川花鳥園前」下車 約10分/1回 100円
※6歳未満の幼児は保護者1人に対して幼児2人まで無料

これは見逃せない!「バードショー」

「掛川花鳥園」では、毎日いろんなイベントが行われています。

「カモを乗せてみよう」や「ペンギンと記念写真」、「(フクロウを)乗せてみよう!」など、鳥とのふれあい系のイベントから、「ヘビクイワシ」のバードショーなど、観賞がメインのバードショーまで、さまざまなイベントがあります。

今回はお昼頃からの入園だったため、いくつかしか見ることはできませんでしたが、その中でも「KKE(掛川花鳥園)競技会」というバードショーがとても面白かったです。

イベント内容の説明によると、「鳥達の鳥達による鳥達の為の競技大会。人気の鳥たちが新記録を目指して競技に挑みます」というものなのですが、まず、競技大会に入る前にオープニングセレモニーがあり、そこからすでに鳥たちが魅せてくれます。

フクロウが二足歩行でよちよち歩いて人のあとをついていくのはすっっっごく可愛かったですし、観客が少し参加できるようにと、事前に決まった席に座っていたお客さんにフラフープを持って立ってもらい、それをくぐり抜けて飛ぶベニコンゴウインコなど、見ごたえがありました。フラフープをくぐり抜けるだけ?と思われるかもしれませんが、ベニコンゴウインコが翼を広げるとフラフープより大きくなってしまうため、スピードに乗ってくぐり抜けるのが難しいそうです。

あとで確認したところ、ところどころの席に、「この席に座った方には…」と、あらかじめ参加を呼び掛ける張り紙がありましたので、積極的に参加したい場合は、早くにその席を確保しておくとよさそうです。

そして、鳥たちの演技(?)もですが、そのバックで同時に行われている、MCと飼育員さんの掛け合いのトークがとても面白かったです。そのときの動きについての解説やツッコミ、フォローなどをしつつも、その鳥についてわかりやすく紹介もしていました。

たとえば、フクロウとミミズクの違いや(日本では呼び方が違うだけで、種類は同じだそう)、見分け方など(ミミズクの方が耳のように見える羽がついている)、そういった豆知識も随所に盛り込まれており、大人も子どもも十分に楽しめる内容となっていました。

競技会の内容としては、カンムリカラカラの床運動、ヨウムの三種トライアル、ペンギンの障害物走がありました……が。

この競技会自体は、ボケとツッコミの掛け合いで進んでいく、とにかく楽しい競技会で、「これは反則では……おーっと、審判が電話をしていて見ていません!」そんなノリで進行していくような感じでした。

競技後の審判の判定カードが適当なのも面白かったです。

ショーの時間帯に他のエリアを回っていたために見なかったのですが、「トリチョイサーカス」というバードショーも、ホームページに書かれていた内容を読んだらなかなか面白そうだったので、KKE競技会がとても面白かったことを思うと、今になって当日そのショーを見なかったことを後悔しています。

掛川花鳥園のバードショーはかなり内容がしっかり考えられていて面白いので、時間が許すかぎり、全てのショーを見ることをオススメします!

鳥たちと触れ合おう

「掛川花鳥園」の一番の魅力は、最初にも書きましたが、鳥との距離の近さです。展示のみの鳥でないかぎり、大体の鳥たちに餌をあげることができます。どの鳥たちも、人に慣れているため、手から直接食べてくれます。そのため、子どもによっては少し怖いと感じてしまうこともあるようです。

うちの娘たちも、1歳の妹はまだ怖いというのをあまりわかっていないため、平気で鳥を触りにいっては鳥の方に逃げられていましたが、4歳のお姉ちゃんは慣れるまでしばらく時間がかかりました。

最後の方でようやく手から直接餌をあげられるようになり、最後の最後でなんとか餌をあげて鳥とふれあう楽しさを知ることができたようでした。

餌をもらうことに慣れすぎているため、室内を鳥たちが飛び回っているエリアでは、鳥が平気で人の肩や頭の上に乗ってきます。餌を持っているのであればわかるのですが、餌を持っていないのに、頭の上に乗られることも。なかなか他ではできない体験のように思います。

餌は、園内5ヵ所の「とりのごはんやさん」に1カップ100円で売っています。鳥の種類によってあげられる餌が違うため、販売しているところに書いてある記載をしっかり確認して買う必要があります。

園内では「ふれあいチケット」という6枚つづりの100円チケットが500円で販売されています。餌の購入にも、鳥との各種イベント(記念撮影やふれあいなど)でも使うことができ、ちまちまと現金で購入していると、あっさり500円くらいはいってしまうので、鳥とふれあったり餌をあげることが好きだったり、子ども連れで訪れた場合などは、このチケットを最初に買っておいた方がオトクだと思います。

これもまた、あとで最初に買っておけばよかったと後悔したことの一つでした。

花より団子…?

お花より鳥になりがちでしたが、もちろん素敵なお花もありました。

受付や売店を通り抜け、ペンギンプールとオシドリの池を通り過ぎたところに、大きくひらけた喫茶・バイキングのスペースがあるのですが、その頭上が一面、「インパチェンス」という種類のお花で彩られていて、本当に素敵でした。

「お花の下で食事」というのがテーマのこの場所でしたが、うちの家族はみんな、ほとんどお花を観賞することなく、バイキングを楽しんでいました。まさに花より団子です。

バイキング会場の子ども用の椅子の豊富さにビックリさせられたのと、会場内にキッズスペースがとられていたので、小さい子ども連れには嬉しいバイキングでした。

ただ、バイキングの食事内容は、コスパとしては微妙なところかもしれません。

味は悪くないのですが、種類がそこまで多くなく、メニューも素朴なものが多いため、どちらかといえばホテルの朝食バイキングといった感じでした。

その内容で大人(中学生以上):1,200円、小学生:700円、3~5歳:500円。バイキングの利用時間は、平日は90分ですが、土日祝日だと1時間。

下の子の料金がかからず、子どもたち2人分が500円で済んだと思えば、まあ観光地価格ですし仕方ないかな、といったところでしたが、大人だけで考えると結構高い気も。(いや、観光地としては安い方かも?) まあ、お腹いっぱい食べて、元は取り返したつもりですけどね!

お弁当の持ち込みはできるようですし、あちらこちらにテーブルやイスが置いてあり、食べる場所には困らなさそうでしたし、お昼は持参した方がオトクかもしれません。

喫茶のオリジナルスイーツは今回試さなかったのですが、可愛いフクロウ型のロールケーキがあったりもするので、そちらはインスタ映えしそうですし、なかなかいいかもしれませんね。

「屋外エリア」も充実しています!


ここまで、ほぼ屋内エリアの話ばかりだったのですが、もちろん「屋外エリア」も広く、「ヘビクイワシ」や「ハクチョウ」、「エミュー」などの鳥を見ることができますし、鳥によっては餌をあげることもできます。

「ヘビクイワシ」のバードショーや、期間限定でやっていた「ペンギンのお散歩」なども見ることができました。

「エミューの牧場」などはかなり広く、その周辺に遊歩道が整備されているなど、ちょっとしたお散歩もできそうでしたし、晴れている日には、外でお弁当を食べても気持ちよさそうです。

一日たっぷり楽しめる「掛川花鳥園」!

わが家は今回、お昼の12時頃に「掛川花鳥園」に到着して、そこからお昼ごはんも含めて17時の閉園時間ギリギリまで楽しんでいました。

途中、ぬりえコーナーなどもあり、そこで子どもが立ち止まってしまうこともしばしば。(ちなみにそのぬりえのご褒美にお菓子をもらえるのですが、そこに「うまい棒 やきとり味」があったのはどうなんだと旦那とツッコミを入れていました)

こちらの施設は、さまざまなふれあいイベントやバードショーなどを全て見るだけでもそれなりの数があるので忙しいですし、さらに餌やりなどの鳥とのふれあいも含めると、開園と同時に入っても閉園時間まで十分楽しめてしまうような充実した施設です。

注意点としては、鳥に餌をあげたいのであれば、土日祝日などの休日の人が多いときは特に、午前中の餌やりを狙う方がいいです。何故かというと、夕方になると、たくさん餌をもらいすぎた鳥たちが近寄らなくなり、せっかく買った餌を有効に活用できないことになってしまうからです。

今回行ったのは、春休み前の日曜日でした。

ほどほどに人はいましたが、混雑で動けなくなるような感じではありませんでした。むしろ、観光地としては空いているくらいだったのではないでしょうか。日曜日にその程度であれば、平日に行けば、鳥たちとふれあい放題かもしれません。

鳥好き、動物の方にとっては、かなりの癒しの時間となるはずです!
機会がありましたら、「掛川花鳥園」まで、ぜひ一度足を運んでみてくださいね!