大河ドラマ「西郷どん」|第十一回「斉彬暗殺」

先日100円均一のお菓子コーナーでこんなものを見つけました。

その年の大河ドラマに因んだ商品はその年には良く目にしますが、東京の100均で見かけるのは初めてかも。西郷どん大人気。

思わず購入してしまいました。

あらすじ

薩摩藩主・島津斉彬は、養女篤姫の将軍家輿入れを実現するため、第13代将軍・徳川家定に謁見をしていました。

しかし斉彬にも輿入れの話にも興味を示さず家定は庭の烏に気を取られて謁見は終わってしまいます。

将軍の謁見を終えた斉彬は、彦根藩主・井伊直弼に出会います。井伊は次の将軍に紀州藩主・徳川慶福(後の14代将軍・徳川家茂)を推す南紀派の代表人物で、一橋慶喜を推す一橋派の代表人物である斉彬とは敵対関係にありました。

篤姫の輿入れに対して苦言を述べた後、井伊は意味ありげに「体に気をつけろ」と言って去って行きます。そんな折、斉彬の唯一の跡継ぎである虎寿丸が急逝します。斉彬はこれで5人の息子を亡くしていました。

薩摩藩士は再び、斉彬の父・斉興の側室である由羅の呪いではないかと騒ぎ立て、斉興と共に隠居生活をしている由羅もまた自分のせいだという噂が流れると嫌がりました。

息子を亡くした斉彬は、そんな中でも国のためと奔走します。

水戸前藩主・徳川斉昭、その息子であり次期将軍にと推す一橋慶喜、志を同じくする福井藩主・松平慶永と互いの考え方を話し合い、目的が一致したことに祝杯を掲げます。しかし当の本人である慶喜は、将軍になどなるつもりはないと言い切り、席を立ってしまいます。

その晩、斉彬が急に倒れます。

一命は取り留めますが、呪いを疑って床下の捜索に当たる藩士を尻目に、西郷吉之助(後の西郷隆盛)は毒の混入による暗殺を疑い、斉彬の膳からおかずの魚を拝借し、以前に顔見知りになった福井藩藩医・橋本佐内に検分を願い出ます。

佐内が調べたところ、魚からはヒ素が検出されました。

衝動的に吉之助は斉彬の父・斉興と側室由羅の隠居している屋敷へ向かいます。目通りを許された吉之助は、斉彬にはあちこちに政敵がいて憎んでいるのは自分たちではないこと、証拠もなく二人を疑っていたことを厳しく叱責され追い返されます。

その斉彬は病み上がりにも関わらず精力的に動き回っていました。吉之助が父を疑って屋敷へ行っていたことをこちらも厳しく叱責します。そのようなことをしている場合ではない、と。

民のための国を作ることが今の斉彬には命よりも大事だと言います。一方井伊直弼は、斉彬が一命を取り留めたこと、慶喜が将軍になることを拒んでいることを知り、意味ありげにうなずくのでした。

井伊直弼とは

ん?この人が斉彬を暗殺しかけたのかな?という感じで終わった井伊直弼ですが、歴史の教科書にも出てくるのでご存知の方も多いかと思われます。

大老として日米修好通商条約を締結し、反対する者たちを安政の大獄で処罰し恨みを買い、桜田門外の変で殺害される、といった辺りが良く知られた彼の人生でしょう。

井伊直弼は、聞き覚えのある方もいらっしゃるかもしれません、昨年の大河ドラマ「おんな城主 直虎」で主人公が守り抜いた井伊家の子孫です。生きるか死ぬかの弱小国衆の子孫が幕府の中心人物として出てくる、昨年視聴者からすると感無量ですね。

井伊直弼は彦根藩主ですが、名君と呼ばれる藩政を行っておりました。

大老に就任してからは(あるいはその前から)強引な政治を取ったというイメージがどうしても残りがちですが、実はちょっと色々上手く手回しが出来ずにそういうイメージだけが残ってしまった…なんて説も最近では良く聞きます。

たとえば日本にものすごく不利なことで有名な最初の対外条約、日米修好通商条約ですが。

これ、井伊直弼が朝廷の許可を得ないで勝手に締結した。と覚えていませんか?私も学生時代はそう習いました。
しかし井伊直弼は、朝廷の許可の無い締結はしないべき、という人でした。

締結の調印をさっさとしてしまったのは違う人なのです。しかし責任を押し付けられ悪名ばかりが後世に残り…私としては、この辺りの事実と、決して悪い人ではないただちょっと不器用で…という、そうですね、昨年の小野但馬守政次のような描き方をしてくれたらなあ、と期待しています。

桜田門外の変でスカッとではなく泣いてしまうような。

次週「運の強き姫君」

篤姫にスポットが当たりそうですね。
しかし個人的には、篤姫の輿入れの理由を「運が強いから」だけでは済ませて欲しくないですね…御台所に見合う聡明さ、度胸や負けん気もあるという面も描いて欲しいです。

吉之助は今週も先週に引き続き、何だか置いてけぼりの感じがすごかったので、来週こそは自分の立ち位置をしっかりと自覚した維新志士の片鱗を見せて欲しいです。

薩摩にいたときは明るさと前向きで何とかなっていたのが、江戸に出てから上手くいかず…空回りも今後の成長にはもちろん大切ですが、それこそそろそろ主人公の行動によってスカッとしてみたいです。

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