大河ドラマ「西郷どん」|第五回「相撲じゃ!相撲じゃ!」

ノリの良いタイトルです。

タイトルと先週の予告から推測するに、波乱の無い息抜き回かなーと思っておりましたが、普通に波乱ありました(笑)

あらすじ

斉彬がとうとう薩摩の当主となり、先代のやり方が一掃されると期待に満ちていた主人公・西郷吉之助(後の西郷隆盛)たちですが、当の斉彬は「三年間は先代の通りの政を行う」と宣言し、先代の重臣をそのまま登用しお由羅騒動で処分を受けた者に対する救済措置も行われないというのです。

謹慎中の大久保正助(後の大久保利通)や流罪となっている正助の父も当然そのまま。これに憤った吉之助は、直訴する!と言い出します。

代替わりに際し行うことになった御前相撲(殿様の前で行う相撲)で優勝して、お声がけをいただくときに直訴する、と決めて早速相撲の稽古に励みます。

一方、岩山糸には縁談が入ってきておりました。相手は父親の上役の息子で、身分も人柄も申し分のない青年だとか。しかし吉之助に思いを寄せる糸は嫁入りに乗り気になれません。それでも噂がもう回っており、皆の前で縁談があることをバラされ、そこで吉之助は正助が糸のことを好きだということを知ります。

御前相撲には糸の縁談相手の海老原重勝も出ると聞き、ますます力が入る吉之助たち。

そしていよいよ御前相撲の日。

観覧席には藩主斉彬の他、島津四家の姫君たちが座り会場を大いに盛り上げます。四人の姫君の中には、後に篤姫として江戸幕府に嫁ぐ於一(おいち)もおりました。

ところが吉之助たちの郷中で代表として出るはずだった新八は、お腹を壊してしまい厠から出てくることが出来ません。急遽吉之助が代表として出場することを願い出て、斉彬の側近に「貴様は何者だ!」と聞かれて「西郷吉之助でございもす!」と答えた吉之助。その名前に聞き覚えがあった斉彬は、代役として出場することを許します。

御前相撲を見に行かなかった糸と、謹慎中で見に行くことが出来なかった正助は、話をしていました。

正助は糸に、好きな人がいるなら嫁ぐべきではないと諭します。仲間たちに、糸は正助のことが好きなのではないかと言われていたためそのつもりで話をしていたのですが、糸は吉之助の話を嬉しそうにするので、糸の想い人が吉之助であることに気が付いてしまいます。

さて御前相撲の観覧席では、於一が他の姫とお菓子を賭けて勝敗の賭け事をしておりました。吉之助は順調に勝ち上がり、いよいよ糸の縁談相手の海老原と決勝戦となります。右足を痛めている海老原に対し、周りからは左へ(怪我している側へ)投げ飛ばせとヤジが出ますが、吉之助は卑怯だとそれはせず土俵外へ引きずり出して優勝を手にします。

そしてお褒めの言葉をいただきいよいよ直訴を…と思いきや、何と斉彬が吉之助と相撲を取ると言い出すのです。わずかに迷った吉之助ですが斉彬と一戦を交え、何と投げ飛ばし勝ってしまい、投獄されるのでした…

篤姫が登場

今回はまだ於一(おいち)という名前ですが、先にも書いた通り、後に江戸幕府大奥の御台所となる篤姫が初登場しました。

篤姫は加治木島津家・垂水島津家津家・重富島津家・今和泉島津家からなる、藩主家が断絶したときには跡継ぎを出す「御一門」の今和泉島津家の姫君で、後に従兄である藩主斉彬の養女となり、第13代将軍徳川家定の正室として江戸幕府へ嫁ぎます。

なぜ薩摩からわざわざ江戸へ嫁いだかというと、当時13代将軍家定には子供が一人もいない上、正室を立て続けに二人亡くしていたのです。そこで、子沢山で長寿であった第11代将軍・徳川家斉の正室が薩摩出身の広大院であることにあやかって、薩摩から継室をもらおう、ということになったわけですね。諸説ありますが私はこの説が好きです。

その際輿入れの支度を任されたのが西郷隆盛ということで、今回は二人の顔合わせ回。

大河ドラマで篤姫というと、2008年に放送された大河ドラマ「篤姫」の宮崎あおいさんのイメージが強くて、北川景子さんは宮崎さんとはちょっとイメージ違うからどうかなと思っていたんですが、今回の話に関してはとてもハマッていたと思います。

お菓子で賭け事したり、姫君なのに大声出して相撲を応援したりという、見た目キレイだけどおてんばな姫様という役だとむしろぴったりだったかも。

西郷と篤姫は輿入れ前はもちろん、江戸幕府が終わる頃にも深く関わってくるはず。今は実直な男といわゆる跳ねっ返りのお姫様が、今後、たとえば幕府の終焉においては立場も変わって、どのように対話するのか楽しみです。

また直訴するって言いだしたー!と開始早々ヒヤヒヤしましたが(笑)今回は正当な手順を踏んでくれて良かったです。最後投獄されちゃったけど。

藩主に相撲取ろうって言われたら、どうするのが正解なんでしょうね?断っても手を抜いて負けても勝っても結局牢屋に入れられるのでは…せめて立ち去る前に斉彬様が吉之助にお褒めの言葉を掛けてくれたら投獄もされなかったでしょうに…

そして劇団ひとりが演じる「謎の男」。次回予告で英語喋ってました?嫁ぐことにも吉之助に想いを告げることにも踏ん切りの付かない糸ちゃんの背中を押す存在になるのでしょうか。

来週は「謎の漂流者」

タイトルは恐らく劇団ひとりさんなんでしょうけど、糸ちゃんがどう動くか楽しみです。

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