短時間睡眠でも効果アリ!?|「ガッテン!」でスッキリ目覚め

NHKの情報番組「ためしてガッテン」改め「ガッテン!」。
今、水曜日の夜7時半からというゴールデンタイムに放送されています。

しかし、幼稚園児のいる家庭にとっては、ちょうどお風呂タイムから寝かしつけタイムという、一日の中で一番二番を争う忙しい時間帯となっているため、普段あまりのんびり見ることができません。それでも、ちょっと興味のある内容であれば、横目でチラチラ見ながらあわただしく家事育児をしているわけです。

去年の話にはなるのですが、やはりゆっくり見ることができなかった回で、「『目覚め』解明SP」というちょっと興味がある内容を紹介していたことがありました。チラチラ見ていたときに入ってきた情報としては、こんな感じでした。

「目指せ!超スッキリ 究極の起床法とは!?」
「レム睡眠時だとスッキリ目覚められるのは間違い」
「目覚ましアプリを使うとスッキリ目覚められる」

本当に断片的な情報でしたが、とても気になる内容でした。

そして、たまたまその放送回については、再放送を見ることができ、内容をちゃんと確認することができました。そして、そのスッキリ目覚められるという方法をしばらく試してみたのですが、これが結構効果があるなと実感できたので、少し紹介してみようと思います。

究極の起床法!?

「目覚ましアプリ」でスッキリ目覚め!

今、世界中で「目覚ましアプリ」が大人気だそうですね。番組の街頭インタビューで、アプリで起きると起きた時にスッキリした感じがすると、使っている人の大半が答えていました。

そんなアプリが共通してもっている機能。

それは、「スッキリ起きられるタイミングで起こしてくれる」というものだそうです。人は、眠りが浅くなる前には体動が多くなるそうなんです。そのタイミングをアプリが認識して起こしてくれるため、スッキリ目覚められるとのことでした。最近のアプリは本当に優秀ですよね!

「90分サイクル」は都市伝説!?

さて、では、アプリなしでもスッキリ目覚めるためにはどうしたらいいのか。

ここからは、そんな話です。
まず、みなさんは、「90分サイクル」というのを聞いたことはありませんか?

眠りには、浅い眠りの「レム睡眠」と深い眠りの「ノンレム睡眠」があり、そのサイクルが90分ごとにやってきます。90分ごとの「レム睡眠」のときに目覚めるとスッキリと起きることができる、というものです。

私ももちろん聞いたことはありますし、昔、学校の授業でも習ったことがあるような気もします。その知識は、日本だけでなく世界共通だそうです。

でも、実はそれ、間違いなんですって!
それを証明するため、番組スタッフが実験をしていました。

夜寝てから6時間後に起こして、スッキリと目が覚めるかどうかという実験です。結論からいうと、さわやかな目覚めにはなっていませんでした。2日間、機械で睡眠状態を確認しながらの実験でしたが、そのデータによると、2日間の間でも、「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」の周期が違っており、「90分サイクル」とはなっていなかったんです。

「レム睡眠」中に人は夢を見ます。

夢を見ている間は浅い眠りで起きやすいのかと思いきや、この「夢を見ている状態」というのは「外部の情報を遮断している状態」なんだそうです。

そんなわけで、「レム睡眠」中には外の音は聞こえていない状態となっているため、その睡眠中に起こしても、スッキリとした目覚めにはならないんですね。そのため、この「90分サイクル」は都市伝説だったというんです。

スッキリした目覚めの秘密は「ゴールデンタイム」

では、いつ起きるとすっきり起きられるのか?

睡眠には、「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」に加えて、もう1種類の睡眠のタイプがあるそうなんです。それを「ガッテン!」では「ゴールデンタイム」と呼んでいました。

この「ゴールデンタイム」は「神出鬼没の短時間のごく浅い睡眠」のことで、もし「覚醒時」を100%と表すとすると、「レム睡眠時」は8%、「ノンレム睡眠時」は10%の覚醒状態となっており、実は「レム睡眠時」と「ノンレム睡眠時」の差はあまりないそうなんです。

ところが、「ゴールデンタイム」は覚醒状態が90%とほぼ目覚めに近い状態となっているため、この「ゴールデンタイム」に起きるとスッキリ起きられるというわけです。

「ゴールデンタイム」はいつあるの?

では、「ゴールデンタイム」はどのタイミングであるのでしょうか。これは、正確に何時間おきのタイミングというものがあるわけではないようです。

そして、自分でこの「ゴールデンタイム」に気付くことはできないとのこと。

ただ、朝に向かって増えてくるということだけは判明しています。そして、毎日同じ時間に起きていると、「ゴールデンタイム」がその時間帯にくるようになるそうなので、やはり普段から規則正しい生活と規則正しい睡眠は大事ということですね。

「究極の起床法」とは

スッキリ目覚めるためには、「ゴールデンタイム」に起床時間を合わせればいいということはわかりました。毎日の起床時間を合わせることで、その時間帯が「ゴールデンタイム」になりやすいということも。では、どうやって、その「ゴールデンタイム」に起きる時間を合わせるか。

この「ゴールデンタイム」であれば外の小さな音にも反応できるということを利用して、目覚ましのアラーム音を長く鳴らし続け、そのアラーム音の途中に「ゴールデンタイム」をもってくるように仕向ける、というのが「ガッテン!」でのオススメ目覚まし方法でした。

具体的には、アラーム音を小さく、耳をすませば聞こえる程度の音量に設定し、起床時間の20分前から鳴らし続けます。朝であれば、「ゴールデンタイム」の時間帯が頻繁におとずれるため、その20分間のどこかで自然に目が覚めるはずです。

もちろん、その20分間で起きられなかったときの保険として、起床時間に大音量での目覚ましをかけることも忘れずにしておかなければなりません。

ただし、注意点が。この起床法は、「睡眠時間を最低でも6時間以上確保している」ことが条件とされていました。個人差や年齢差はありますが、基本的には6時間未満の睡眠では、スッキリ目覚めることが難しいそうなんです。

ですので、この方法で確実にスッキリした目覚めを!というのであれば、睡眠時間はちゃんと確保して試してくださいね。

「究極の起床法」を試してみました

「究極の起床法」がわかりました。

アラームを起床時間の20分前から鳴らすだけならば、大した手間でもありません。最近の私の睡眠時間は大体5時間未満。本来ならば、6時間以上の睡眠を確保している場合に有効な手段だという話ではあったのですが、お試しでやってみる価値はあるかと思い、さっそく実行してみました。

結果、睡眠時間が足りていなくても、なかなか効果がありました!

スマートフォンのアラームを、サイレントの一歩手前の最小音量に設定。アラーム音も、うるさいものではなく、比較的穏やかなお気に入りの音楽にして、起床時間の20分前から鳴り続けるように設定しました。

1週間ほど試してみましたが、ほぼ毎日、起床時間よりも早い時間に、アラームの音楽で目覚めることができました! スッと音楽が入り込んできて、多少は寝ぼけながらも気持ちよく起きることができたんです。

試したのが冬という、朝、目覚めても温かいお布団からなかなか抜けられずに二度寝してしまいがちな季節でそういう結果だったので、これが夏であれば、なおのこと効果があるのではないでしょうか。そして、6時間以上の睡眠時間を確保できている方であれば、さらにスッキリした気分で目覚めることができるに違いありません!

さいごに

冬休みが終わり、これからが一番寒い季節ですよね。新学期や仕事は始まりましたが、毎朝なかなか起きられず、温かい布団から抜け出せない人も多いのではないのでしょうか。

そんな寒くてツライ朝を少しでもスッキリ目覚めるため、ぜひ一度、手軽に試せるこの20分前からアラームを鳴らし続けるという方法を試してみてほしいと思います。

20分も鳴らし続けるなんて、同じ部屋で寝ている人にうるさがられるのではと思うかもしれませんが、最小音量でのアラームなので、目覚ましをセットしている人以外にとっては、そんなに気にならないようですよ。あ、でも、くれぐれも、起床時間に大音量のアラームも設定しておくことを忘れないようにしてくださいね!

どうか、寒い時期でもスッキリ目覚めて、気持ちのいい一日が過ごせますように!