大河ドラマ 西郷どん|第二回「立派なお侍」

第一回のタイトル「薩摩のやっせんぼ」に対して真逆のタイトルがつきました。

二回からは大人西郷が主役なので、どれほど立派な大人になっているのか?それともなれていないのか?どちらの意味合いかなーという期待を持って視聴スタート。

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第二回あらすじ

「小吉」の物語だった第一回でしたが、第二回は元服して「吉之助」と名乗り年貢徴収の役人の補佐をしております。薩摩藩は豊作でも凶作でも納める米の量が一定である定免法で年貢が徴収されており、この年は天候不順で凶作で農民たちは年貢に苦しんでいました。

役人は、少々余裕のある農民からは賄賂をもらって目こぼしをし、賄賂を渡せない貧しい農民には借金をしてでも年貢を納めろと突き放し、西郷は農民の暮らしに心を痛めます。

そんな中で会った百姓の娘、ふき。

彼女は親の借金のカタにされており、借金は返す宛てもなく、今や連れていかれるのを待つのみという状態。

吉之助は家老の調所広郷に「民を守ることが武士の忠義である」と直談判をし、米の収穫量で税率を決める「検見法」をやる許可をもらい、後の妻となる糸と共に田を計測しに回ります。

ところがそこで農民たちが隠れて作っている隠し田の存在を知ってしまい、検見法で農民の負担を軽くしてやりたい気持ちと、隠し田を隠したまま検見法で年貢を徴収するわけにはいかないという正義感で板挟みになり行き詰ります。

吉之助は農民の暮らしの惨状を訴える手紙を斉彬宛てに書き、赤山靭負の仲介の元斉彬に渡そうと目論見ます。しかし斉彬の元に急ぐ吉之助の元に、ふきが連れて行かれるという知らせが入り、吉之助はふきの元へ駆けつけることに。

結局ふきは人買いに連れて行かれ、斉彬に書状を渡すことも叶わず、吉之助は自らの力不足を嘆くのでした。

第二回は「ふきどん」

今回一貫して思ったのが、ふきという存在が素晴らしかった!この時代の貧しい家庭の女の子が借金カタに売られて行く、というのは、嘆かわしいことではあるのですが多発していたことです。

吉之助は彼女を必死に救おうと、自らの僅かな給料を借金取りに渡してしまったり、自分が何とかするからと借金取りに頭を下げたりするのですが、こんなことを言っては身も蓋もありませんがその場しのぎで彼女が売られるのを助けたところで彼女の家の懐具合が良くなるわけでもなく、恐らく一年後にはまた同じように売られるか否かの騒動になるでしょう。

そして吉之助の見ていないところでもどこかの女の子がきっと売られているんですよね…

まして彼の家も貧乏な下級武士、人の家に自分の給料渡している場合じゃないんですよ。状況によっては自分の妹が売られてしまうことだってあるかもしれないのに。

ふきは、吉之助の、手の届く範囲だけを見て足掻く、まだまだ青臭い未熟な部分を描くキーパーソンだったのでしょう。そのキーパーソンに子役というのは不安な要素でもあったのですが、このふき役の子役さんがとても演技力が素晴らしかった!

子役の子ってどうしても演技させられている感が強くで「うんうん、頑張れ頑張れ」って感じで見守ってしまうのですが、ふきを演じた柿原りんかさん、見事な女優さんで、演技に引き込まれました。

江戸へ戻る斉彬が、また藩主として薩摩に戻って来る志があるからこそ桜島を「いつもと変わらない」と言ったことに対して、どこへ連れて行かれるか分からないふきがもう二度と戻って来れないのだろうという諦めから桜島を「今日も美しい」と泣き笑いで言ったシーンはうるっと来ました。

今回はふきが主役だったと言っても過言ではないほど、彼女は輝いておりました。

ふきは今後、高梨臨さんが演じることが発表されておりますので、再会するシーンがあるのですね。自分のことを「立派なお侍さん」と言ってくれたふきに、自分を「やっせんぼ」だと嘆いた吉之助。再会するときは自分でも胸を張れる立派なお侍さんになれていたらいいなあと思います。

次回、第三回は「子どもは国の宝」

父・斉興と敵対している斉彬の幕府を頼るような挙動も気になりますし、来週も目が離せません。

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