「子供なんて産まなきゃ良かった」と思ったことありますか?100人のママの本音

もし誰かが「子供なんて産まなきゃ良かった」とつぶやいていたら、あなたはどんな反応をしますか?

ひどい親だ、なんてこと言うんだ、そんなこと思うくらいなら最初から産むな、大変なことくらい産む前から分かっていただろう…

そんな風に思ってしまうひと、世の中にはたくさんいることでしょう。とくに育児経験のないひとや、育児のいいところ取りしかしていない自称イクメンさんなんかは、頭ごなしになじり、批判するのではないでしょうか。

アンケート結果

今回実施したアンケート結果がこちらです。

「子供なんて産まなきゃ良かったと思ったこと、ありますか?」と言う問いに…

子供のいるママ100人のうち、80人が「産まなきゃ良かったと思ったこと、ある」と回答しました。

この80人のママは、ひとでなしで、血も涙もない母親なのでしょうか?

今回のアンケート結果は、コメントを読んでいてしんどくなるほど、回答してくださったママさんの心の内がさらけ出されたものになっていました。いまの女性が抱えるどうしようもない不安、苛立ち、本音がわかる結果となっていますので、ぜひ最後まで読んでいただきたいです。

「子供なんて産まなきゃ良かった」と思う時は?


★時間やお金を子供にとられていると感じたとき・・・51%

・子供を寝かしつけて家事を終わらせてちょっとゆっくりお茶でも~と思ったらすぐ子供が泣きだして…というとき。子供がいなければ自分の時間なんていくらでもとれるのになぁ、と思います。(茨城県・26歳・女性)

・子どもが頑張っている習い事にお金も時間も取られることです。必死に費用と時間を捻出しているのに、日々の行動、言動が、当然と思っている態度に産まなきゃ良かったと思うことがあります。(広島県・51歳・女性)

・自分の時間がないなあっと思ったとき。学生時代の友人とあったときに、昔は一緒に趣味に没頭することができたのに、子供中心の時間になってしまってできなくなった(兵庫県・26歳・女性)

・洋服が大好きなのですが買い物へ行っても欲しいものがすぐに買えなくなったこと。高いものを買っても子供に汚されたら大変だし高い服を着る機会も減ったし自分に使えるお金も減った。(長野県・32歳・女性)

・子供がいるから頑張って働きますが、子供がいるから自由に出来ない時が多々あります。飲みに行きたい。ゆっくり買い物したい。精神的なダメージが辛い時があります。(熊本県・29歳・女性)

★夜泣き、イヤイヤ、反抗されたとき・・・22%

・男の子で、女の私には理解できない汚い事や乱暴な事をして毎日イライラして些細なことで怒ってしまう自分が嫌になります。精神的にゆとりがなくなり、産まなきゃよかったと思います。(鹿児島県・48歳・女性)

・毎日何回も兄弟喧嘩はするし、親の話は聞かないし、自分一人でいっぱいいっぱいになった時、子供なんて…って思います。(栃木県・39歳・女性)

・長女が私の働きを当てにして、さんざん贅沢をしてそのツケを全部私にまわしてきた。その額数百万でおかけで私はすってんてん。感謝の言葉ひとつありません。(福岡県・62歳・女性)

・出先で子供が癇癪を起こして、すぐに帰らなくてはいけないとき。大抵私の服を見ている時とか欲しいものがあるときに癇癪を起こして、買えないまま店を後にします。(北海道・40歳・女性)

★夫が非協力的すぎるとき・・・8%

・主人が家事、育児に全く協力しようとせず私に全て任せきり。子供を産んでから自由な時間が無い私とは違い、好き勝手に飲み歩いている主人を見てイライラして「子供なんて…」と思った事があります。(茨城県・31歳・女性)

・生まれた当初は旦那も子供を溺愛していて育児に積極的に見えましたが、徐々に自分のことを優先するようになりました。私の自由は無くなり外面ばかりの旦那を見ているとなぜ子供を産んでしまったのか疑問になります。(茨城県・33歳・女性)

★仕事の待遇が悪くなった・・・8%

・働きたくても、土日祝日休み、短時間勤務希望の条件に合った仕事がなかなか見つからず、さらにはやりたい仕事ができない、見つからない、続けられない。(岩手県・36歳・女性)

・子供が小さいということロングのパートを採用してくれない。休めば、嫌味を言われる。(北海道・41歳・女性)

・育休をもらって時短で復帰しました。職場では使えない人扱いをされ、家では夫の協力が得られない上に、子どもがイヤイヤ期に入ったときは、ストレスのあまり子供なんて産まなきゃ良かったと思ってしまいました。(東京都・40歳・女性)

★その他・・・13%

・責任が重すぎます。きちんと教育しないとという良いママプレッシャーに押しつぶされそうです。周りのママと比較してしまって落ち込むことばかりです。(長崎県・39歳・女性)

・夫からの見られ方が完全に「妻」ではなく「母親」になってしまったと感じた時期に「子供がいなかったら前みたいに甘えれたのかな」と思いました。(北海道・38歳・女性)

・子どもを産んでからずっと子ども中心の生活で、子どもの学校や幼稚園のことなど悩みが尽きないです。そういう毎日に疲れてしまうことがあり、子どもがいなかったら、と思うことがあります。(神奈川県・43歳・女性)

・子どもがいることで夫と離婚がしにくいです。夫にはもう何年も愛情がないですが、離婚をしてしまうと、経済的に苦しく子どもに迷惑がかかるので、離婚にふみきれません。(大阪府・36歳・女性)

コメントを見てわかること、それは「産まなきゃ良かった=子供に死んで欲しい」ではないということ。

子供がいるから自分の時間が持てない、稼いだお金を自分で使えない、だれも協力してくれないから、自分がやりたいことも諦めなければいけない、そんなイライラが募って、結果として「子供がいなければできたのに…」という思いにつながっているのかと思います。

虐待のニュースなんかを見ていても、お母さんひとりで育児して大変だったのかな、不安や不満が募りつのってしまったのかななんて思うことも。もちろん虐待はいけないのですが、「産まなきゃ良かった」「この子さえいなければ」に至るプロセスは、長くそしてお母さんにとってとてつもなく辛いものであったかと察し、同情する部分もあります。

「産まなきゃ良かった」にならないために

子育てはひとりではできません。断言します。ひとりですることではありませんし、物理的、精神的、時間的にひとりではできません。

お母さんが可愛いはずの我が子に向かって「産まなきゃ良かった」なんて思わなくて済むよう、ご主人はもちろんまわりのひとはサポートしてください。そして、お母さん自身も周りを頼ってください。…とはいえ、なかなか周りって頼れないんですよね。

とくに子供が赤ちゃんだったり、小さかったりすると、「ママがいい!」と言われたり、ほかのひとに任せようとすると泣いてしまったり、なかなか上手に頼ることができないのです。

ちなみに筆者は「子供なんて産まなきゃ良かった」と思ったことはありません。

でも「育児がしんどい、このしんどさがずっと続くのであれば、死にたい」と思ったことはあります。とくに子供が寝なかった新生児期や、ワンオペでつきっきり育児をしていた乳幼児期、幼稚園に行きたくないと毎日泣かれ続けた時、終わりのない暗いトンネルのなかにいるようで、何度も何度も「死んだ方が楽だ」と思いました。

核家族が主流のいまの世の中、うまく周りに頼る方法を考えるだけでも億劫になりますし、自治体のサポートを受けるためにも手続きが必要で、なにより頼るところや相談するところを探して子供にあうかどうか見極めなければいけない…そういうプロセスが本当に面倒で、それなら一人で子供を見た方がマシだと思う方、たくさんいるかと思います。

仕事が忙しく、妻のサポートができないご主人、「自分はあてにしないで」と逃げてしまうのではなく、せめて手伝えないのであれば、妻をサポートしてくれるひとや相談できる場所を、見つけてあげてください。

自分の妻が「子供なんて産まなきゃ良かった」なんて言うの、黙って見ているのだけはやめましょう。子供は夫婦で育てるものです。ここにあげられたコメントを、他人事にしたり、まして非難するのではなく、我が事として考えて、ぜひとも活かしていって頂きたいです。

「産まなきゃ良かった」と思ったことがない人

最後に、「産まなきゃ良かったと、思ったことがない」と回答したひとのコメントを見てみましょう。

★「産まなきゃ良かった」と思ったことがない・・・全体の20%

・自分の時間が自由にとれなかったりすることは多々ありますが、子供のこの可愛さがあれば何もかも吹き飛ぶからです。(静岡県・37歳・女性)

・まだ産んで1年位しか立っていないので今は感じませんが、子供が大きくなり、お金もかかるのでその時に感じるのかなと不安はあります。(滋賀県・39歳・女性)

・子供を産まなければよかったと思った事はありません。赤ん坊の頃は睡眠不足になったり走り回れるようになってからは奇行も目立ちますが成長を見守るのはそれ以上に幸せな気持ちになるからです。(静岡県・38歳・女性)

・子供が産まれて、スーパーでさえも簡単には行けなくなってしまう程、自分1人で動ける自由を奪われたけど、それでもママ大好きと言ってくれる息子の笑顔を見ると、産んでよかったなと心から思う。(大阪府・34歳・女性)

産まなきゃ良かったと思ったことはない、そう答えたひとでも「育児が楽勝だから」「全然手のかからない子だから」なんて回答したひとはひとりもいませんでした。みなさん、大変ではあるものの、育児の楽しさを見つけ、子供の可愛さに癒されながら頑張っているということがわかります。

ぜひ、子育てをする親みんなが「大変だけど、楽しい」「子供がいて良かった」そう心から思える世の中になりますように。

少しずつでも子育てしやすい社会になるよう、願うばかりです。