JA兵庫六甲に社会見学

「JA」って皆さんご存知かと思いますが、私の住んでいる西宮にも「JA」があります。といっても長い間新設工事中で、最近出来上がりました。

そんなJAですが、私自身、農家の知り合いもいませんし、縁のないものかなと思い、一度も足を踏み入れることがなかったのですが、最近子供が社会見学なるものに行ってきて、興味があったので私も一度足を踏み入れることに…。

色々とお話も聞けたので、今回は「JA兵庫六甲」について少しまとめてみたいと思います。

そもそも「JA」って?

知っているようで分からない…、そんな「JA」ですが、簡単に言うと「日本の農業を支える仕事をしている所」だそうです。とてもざっくりですが、実に色々なことを手がけているそうです。

子供にはとても難しい内容だったようで、職員さんにする質問もすごくすごく簡単なもの。「JAってなに?」「何するところ?」「いつからあるの?」そんな質問に答えて頂く中にも、職員の方の熱いお話、掘り下げれば深い話もあるもので、そちらは追々書いていこうと思います。

「JA兵庫六甲」の内部

まず、JAと言えば「JAバンク」といった金融関係の仕事を思い浮かべる方が多いかもしれません。もちろん銀行業務もあるのですが、「JA兵庫六甲」はそれだけではありません。

では、私の見る事ができた内部について書いて行きたいと思います。

お花コーナー&野菜コーナー

「JA兵庫六甲」内部は、銀行業務だけでなく、地域住民に開かれた、お花や新鮮な野菜コーナーも設けられています。

お花コーナーは店の外に設けられていて、野菜、お肉、お米等の食べ物は店内にて販売されています。

お店の名前は「彩菜さくら」。JA兵庫六甲の1階北側にあります。10時から15時の営業で、定休日は水曜、日曜、年末年始となります。

店外のお花コーナーでは


にんにく、ほうれん草、スナップエンドウ等の苗や、すみれが売っていました。日によっては。カーネーション等も売っていたり、日々違った花や野菜がお目見えするので、興味のある方はここでよく立ち止まって見ています。

また、店内に足を踏み入れると、新鮮な野菜や果物が…


この野菜たち、実は地元西宮で採れた新鮮な野菜や果物たちなのです。西宮でこんなにもたくさんの野菜や果物が美味しく育てられるなんて驚きでした。中には「シークワーサー」といった沖縄で有名な果物まで。

シークワーサーなんて西宮で出来るの?…と思わず声に出てしまいましたが、お買い物に来ていた70代くらいの男性も「これはかぼすかな?」と、まさかシークサーサーだとは思わなかったようで驚いていました。

職員の方の話ですと、温暖化によって西宮もかなり暖かい気候なので、作られるようになったそうです。

「夙川のはちみつ」という商品も…。いいお値段がしますが、夙川のはつみつだなんて、初めて知りました。

価格的には、野菜はやはりスーパーのものより少しお高めです。それでも生産者の顔がわかり、栽培されている地域も分かるといったような安心安全に変えられるものはありません。

帰りのたまたまこの「彩菜さくら」にお野菜やお米を納品している西宮の柏堂町にお住まいの農家さんと出くわし、どんな農作物を作ってらっしゃるのか詳しくお話を聞く機会がありました。こちらの農家さんは、「お米」と「60種類の野菜」を自然農法で育てているということでした。

こうやって生産者さんと出会えてお話も聞け、安心安全なお野菜やお米が集まるお店ということがよくわかりました。

ちなみに上の画像のジャガイモのような色の安納芋、大きめでひと袋216円と、これはかなりお買い得な気がしました。

「JA兵庫六甲」だから、神戸のもの

「JA兵庫六甲」ということで、六甲の特産物も置いていました。

「六甲」と言えば、「六甲山牧場」なので、関連商品も置いていました。

また、三田産の豚肉等も販売されており、ここで夕飯1品できてしまいそうでした。

栽培に関わる用品、薬、種が販売されているエリア

お店から銀行業務の方に足を運ぶと、途中に栽培に関わる用品や薬、種を購入することのできるエリアがあります。

多種多様な種に心踊りますが、野菜も果物も育てるとなるとやはりなかなか大変なもののようです。虫が付いたり、肥料を与えないといけなかったり…。難しい栽培ですが、この種の売場近くには、肥料や薬といった栽培の助けになるようなものも販売されています。

「JA兵庫六甲」の建物すぐ北側には肥料の倉庫

「JA兵庫六甲」の建物すぐ北側には、農家の方が買いに来る肥料を蓄えている倉庫があります。1袋20kgの肥料がわんさかあり、農家を支えています。これらをフォークリフト等でトラックに積み込み、農家の方々はそれぞれ持ち帰るようです。

2階にはキッチンがある「JA兵庫六甲」

2階に上がらせていただくと、そこには会議室等の他に「キッチンルーム」が。高校等の家庭科室を綺麗にした感じの広いそのスペースで何が行われるのか…。何とそこでは農家の方々の奥様が集い、料理を楽しんだりするそうです。

また、時々西宮の食材を使ったお料理イベントが開催されるなど、その活用法は多様で、西宮の食材が有意義に広められ、楽しまれていることがわかります。

銀行業務と不動産業務が向かい合う窓口

「JA」と言えば、銀行業務のイメージがありますが、不動産業務にも精通しています。

「JA」で不動産って一体ではどんなことをしているのか…。お尋ねしたところ、農家さんが歳を取られ、もう農業は出来ないという状況に追い込まれたとき、その畑や田んぼといった土地を、売ったり、管理する為のお手伝いの仕事をしているそうです。

土地を埋め立てマンションにする場合もありますし、その全般の管理を不動産に相談することができます。

「老人ホーム“オアシス西宮”」

「JA兵庫六甲」は5階建ての建物ですが、3階から5階は「老人ホーム“オアシス西宮”」となっているそうです。年齢を重ね、農業を営むのが厳しくなった時に、土地を売り、この老人ホームで暮らしてもらうのも一つの選択肢となればいいという、「JA」の安心サポート。

田畑が広がる地域はちょっと買い物に行くのもなかなか大変ですから、生活のサポートが充実しているこのような施設はありがたいと思います。

このように、農業に携わる人の生活の全てをサポートし、支えているという「JA」の役割は、とても心強いですね。

「JA」は農家の人が主に活用しているのか?

日本の農業を支える「JA」、その利用者はほとんどが農場に携わっている農家さんなのでしょうか。

実は「JA兵庫六甲」を利用している農家さんは、約200人程だそうです。

その他は近隣住民の方が利用しているそうです。老人ホームも近隣の方も入れるそうですし、私自身は初めて「JA」に足を踏み入れましたが、少し縁がない施設だと思っていたので、その話をとても「誰でも利用できるんだ~」と身近に感じることが出来ました。

最後に

今回、社会見学という名目で「JA兵庫六甲」を訪れて色々と勉強させていただきましたが、農家の方をこんなに身近に感じることが今までなかったので、とても勉強になりました。また、生産者さんの顔を知ることで、お野菜やお米に愛情や感謝の気持ちをより感じることもできました。

農業と言えば、近年後継者不足で存続が難しく、埋め立てなければならない状況に陥ったり、農家の方の高齢化で泣く泣く土地を売らなければならなかったりと、様々な問題を抱えているかと思います。

しかし、そんな中でもこうやって農家の方の不安や不満を共に解決してくれる「JA」の存在は、農家の方にとって心強いものだと感じました。

私たちが地産地消といった、地元の食材をもっと積極的に消費していく事で西宮の農業がうるおっていくので、それらを意識していくのもとても大切なことだと感じました。そして何より職員の方の、熱い想いを聞く事が出来て本当によかったです。

場所的に身近なわりに全然知らなかった「JA」、今回訪れてみて非常に為になりました。皆さんもお近くにこのような施設あるのなら、地元の事についてももっと詳しくなれる良い機会になると思うので、是非子連れで訪れて見てください。

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