熊本市の子連れ議員が話題!熊本市議会が発端

子連れで職場、ありでしょうか?

つい先日、熊本市の定例市議会で、女性議員が赤ちゃんを連れて参加しようとした件は、ツイッターをはじめさまざまな場所で議論を呼んでいます。

結局この議員さんは、子供を連れての参加を認められず、子供を預けて市議会に参加したようですが…。

ちなみに市議会にかぎらず、国会でも「子連れ参加」は容認されておらず、これまでに子連れ参加したいと言った議員はいないそうです。国会でも成されていないことを市議会で、しかも事前の相談や承諾もなく強行というのは、ちょっとワガママで、自分勝手すぎなんじゃないか…というのが筆者の感想。

ツイッターでは「#子連れ会議OK」というタグで、映画監督である紀里谷和明氏や、作家の乙武洋匡氏、漫画家の瀧波ユカリ氏など著名人らが、子連れ議会に賛同していますが…実際のところ、世の中のひとはどのように感じているのでしょうか。
ツイッターの声

・子連れ会議、賛成派

「海外でも子連れで議会に出てる人いるんだから、日本もそうなるべき」「なんでもやる前から否定するんじゃなくて、とりあえずやってみて考えるっていうのはどう?」「議会をそもそも堅苦しい場にしすぎ。議員は肩の力を抜いて、赤ちゃんの泣き声がある中でも話し合えるほのぼのした雰囲気に変えていけばいい」「保育園に預けられないけど働きたいという人の、希望になるのでは」など。
賛成派の意見はどちらかというと具体性のない理想論であったり、「地に足の着いてない、ふわっとした意見」のように、筆者は感じました。

・子連れ会議、反対派

「子供が職場にいて、集中して仕事ができるのか?」「子供にとって、会議は楽しい場でもないのに、無理に連れてこられて可哀想」「議会のルールでダメって言われているのに。強行する意味はあったの?」「子供連れてきた親はいいかもしれないけど、子供苦手なひとだっているし、泣かれたりすると周りも迷惑」など、反対派の意見は実際の職場からものを言うような、リアルな声がほとんどでした。

ツイッターで行われていたアンケートでも「子連れ会議、あり?なし?」という質問に、8割以上のひとが「なし」と答えていたので、世の中のひとの多くは「職場(会議)に子供を連れてくるのはNG」と考えていることが分かります。

「子連れで職場」は実際どうなのか?

子連れで職場に行けたら、親としてありがたいことも多いでしょう。

保育園に預けるより身近で子供を見ることができますから、発熱したときや怪我をしたときなんかもする対処できますし、子供の成長だって間近で見守ることができます。

でも、逆に子供がそばにいるからこそ、集中して仕事ができない、まわりに気を使ってしまうなんてこともあるでしょう。

また、子供に慣れていないひとや、子供が苦手なひと、子供の声やさわぐ音があると集中して仕事ができないというひとにとって、子供のいる職場というものは苦痛でしかないように思います。

「どうしてもという時だけは子連れ出社を認める」とか「事前に許可をとっておけば子連れ出社OK」とか「○歳以上で、ひとりで静かにできるなら子連れOK」とか、「月○回までなら子連れ可」など、制約つきなら、子供のいるひとでも、そうでないひとでもギリギリ納得できるかもしれませんが、これも職場によるでしょうね。

おわりに

「子連れ市議会」は世の中に一石を投じたニュースでしたが、このニュースが「子供のいる親ってワガママなんだな」「子供を盾にルールをねじまげるなんて、最近の親はこんなのばかりか」など、ネガティブにとらえられて欲しくないと切に願います。

ルールを守って社会で働いているお母さんはたくさんいます。

いまの世の中を受け入れ、理不尽をかみしめながら、どうにかして暮らしやすい世の中に変えていこうとしているお母さんもたくさんいます。

そういうお母さんと、この市議さんが同一視されないように、心から願うばかりです。