5歳娘の決断!英語教室を辞めた経緯

5歳の娘。今年になって英語教室に通いだしました。

でも、どうしても彼女には乗り越えられない壁がありました。それを乗り越えて欲しいというという思いからも始めた習い事ですが、その思いも虚しく先日習い事を辞めるという決断に至りました。

そんな娘の習い事事情。習い事をしたいけど子供に合うかしら…また、習い事を始めたはいいけど親のエゴだったかしら…なんて悩んでいる方も多いと思います。

そんな方へこんな考え方もあるよーと何かのきっかけになるかと思い、今回娘の英会話教室について、その習い始めたきっかけや、娘にとって大きな壁となったこと、また辞めるまでの経緯やその決断に至るまでと、その時の周囲の意見や先生の意見等など実体験に基づき書いていこうと思います。

英会話教室に通うことになったきっかけ

娘が英語教室に通うきっかけは、3歳上の兄が先に習っていたということが主な理由です。

息子の時はネイティブの先生が教えてくれるから一緒にやろうと勧められ、同じ幼稚園だったお友達が通うことになり、小学校入学時期と重なったこともあり少しでも心の拠り所になれば…という思いで習わせ始めました。

息子は習い始めて2年目ですが、今も楽しく通っています。

そんな息子を見て娘も楽しめるであろうと見越した母…。兄妹割りでお月謝も少し割安になるということもあり、始めるのはいつからでもいいと思っていましたが、神経質な娘を思い、幼稚園に慣れた年中さんになってから習うことにしました。

英会話教室の学習内容

英語は週に2回程が一番身につくということで、送迎が大変なのを覚悟で通わせています。

学習内容としては、小学2年生の息子が入りたての頃(小学1年生当時)はフラッシュカードや英語で言われた色で塗り絵を仕上げていくというものと、英語で言われた果物のおもちゃを自分のかごに入れるゲーム、という簡単なものでした。

そこから一年経った今は、英語の「音」を「文字」に結びつける為のルールを身につけるための「フォニックス」を用いた学習や、単語数をより広げる為の学習、耳を鍛える為のCDを用いた宿題をしています。

恐らく他の英語教室より進み具合は遅いかもしれませんが、ネイティブの先生がとても真面目で子供想いの先生なので、週二回の教室も熱心に通っています。

娘の場合も年中さんですが、学習内容は兄がやってきたことをほとんど追いかけてやっているという状況でした。基本的に親は授業を見ないことが前提ですが、まだまだ年中さんで心配な年頃…見学は自由でした。

娘はとても神経質で不安になりやすい性格なので、常にべったり私は見学することがいつしか習慣に…。兄は比較的早く一人でできるようになったので、娘も1ヶ月くらいしたら一人で受けられるようになれば…と思っていました。

娘の異変…「辞めたい!」

人見知りで神経質ではありますがおしゃべりが大好きな娘。きっとすぐに英語教室にも慣れてくれるはず…なんてタカをくくっていたら、3回目くらいから「行きたくない…」と泣き始めたではありませんか!

「何で?」と聞くと、
「男の子しかいないから」

そう、娘以外は全員男の子の生徒で、一人女の子という事に引っかかってしまったのです。

かと言って女の子のお友達を誘うにも、習い事に引き込むってなかなか勇気がいることで、私には積極的にお誘いする勇気がなく、またそんな事気にすること自体「言い訳じゃないの?」なんて思ってしまいました。

そしてもう一つの大きな理由が…
「ゲームが嫌だ!」

ゲームといっても、まだまだ幼い子供たちがするゲーム。英語の大きめのカードを使った神経衰弱やボールを投げながら英単語を言ったりと割と単純なもので、勝ち負けも正直あやふやなもの。息子はゲームが大好きで、ゲームの為に行っていたといっても過言ではないほどでした。

しかし娘、実は「超~~負けず嫌い!」なんです。

なので、人前でじゃんけんもできませんし、かるたもトランプのばば抜きも神経衰弱も、例え家族の間であってもできません。鬼ごっこも鬼はいいけど追いかけられる方は絶対嫌という、友達に一人こんな子がいたらちょっと周りが気を遣ってしまう…という感じの子なのです。

もちろん私もその性格を治してほしくて小さな事から色々チャレンジさせてきたつもりですが、頑なに「やらない!」と私の後ろに隠れている子でした。

どうやら英語教室でのその些細なゲームを出来ない事が一番の要因だった娘。かと言ってみんなが楽しみにしているゲームをなくす、なんて選択肢を先生にとってもらう訳にいきませんし、色々な方法で娘の克服を目指して行くことにしました。

娘の負けず嫌いからくるゲーム嫌いの克服

1.親も参加してみる!
ゲームは一人でやるのが心細い部分があると思い、先生の許可をもらって私も参戦!ところが私が間違ったりするとギャン泣きでパンチまで繰り出してくる娘…。娘の順番が来てももうゲームどころではなくなりました。

2.ゲームだけ見ておく
ゲームになると私の元に戻ってきて見学…。こちらは最初こそ通用しても、いつまでも見学というのも周りの子供の目もあるし厳しいところ…。ずるい…とか、何でやらないの?なんて言われたらこれまた涙を流すに決まっています。

3.家で事前練習
こちらも兄が妹を思い神経衰弱カードを作ってくれて練習していましたが、毎回ゲームが同じという訳ではありませんし、これ、いつまで続けるの?兄の負担は?という先の見えない手段でした。

結局ゲームなんてその時の運ですし、ずっと勝ち続けるとか絶対負けないなんて無理…。それを頭では理解できても、負けは人生の終わりと捉えるほどの負けず嫌いな娘にはもう何をしてもお手上げ状態なのでした。

頑固で難しい娘の性格

そんなこんなでもうやめてもいいかな…その方が楽…とまで思っていた私。幼稚園から帰ってきて泣く娘を抱えて教室に毎回遅刻して行っていた私は、精神的にも疲れていました。ついに

「やめてもいいよ?」

と娘に投げかけたところ

「やめない!お兄ちゃんがやってるならやめない!でも休みたい!」

ここに来てこれまた変な意地が…本人が辞めないという限り辞めさせることはできないし、辞めさせるために兄をも犠牲にするわけにもいかない…ということで母と娘のゴールの見えない戦いは続くのでした。

「もう辞める」娘がそう決めたきっかけ

ボールゲームでボールが上手くキャッチできなかった娘。

ついに娘の涙も溢れ止まらず、キャッチできなかったことを投げた子のせいにしたことで私も怒りがこみ上げてしまい、ついレッスン後に叱ってしまいました。

それはその場で解決し、また次のレッスン時は前向きにゲームに取り組んでいたのですが、今度はカードの神経衰弱で30枚程並べられたカードを2番目にめくるというただでさえ当たる確立の低い順番に当たった娘…。

もちろん当たるわけもなく、その場で号泣…。先生も困ってしまい、もう授業にもならず、結局1時間私の膝の上で泣いて終わりました。

その帰り道「もう辞める…」と初めて娘の口から「辞める」発言が…。でもそんな時、親は「ラッキー!」とはいくらしんどくてもやっぱり思えないものなんです。

いつか乗り越えられると信じている親にとって、「子供が諦めたんだ」と思うことは、とても辛いことなのです。子供ですから興味がなくなった…とかならまだ理解できるのですが、乗り越えて欲しい(乗り越えたい)ことを乗り越えられないと子供が決断する(しかもとても負けず嫌いな子が)事の悔しさは親も本人もかなり大きかったと思います。

それでもそう言い切った後の娘の表情はどこか晴れ晴れとしていました。きっとずっと我慢していたんだと思います。

周囲の反応や相談した人からのアドバイス

娘が英会話教室を嫌がっているのを知っていた周りのお友達のママさんからは

「ここまで本当によく頑張ったね…涙」
「またいつでもやりたいと思ったら戻ればいいじゃない」
「英語だけがすべてじゃないよ!」

という前向きなアドバイスをもらいました。無理やり続けるのは本人の為にならないというのが一番だったようです。そして私の事を気にかけてくれているママさんも居て、本当に周りの意見に救われました。

また、辞めると決めたことを英語教室の先生にまだ伝えていなかった頃、最後にアドバイスをもらいたいと思い、娘が楽しんで行っていて、また幼稚園の教員免許もお持ちの体操教室の先生に助言をいただきに行きました。

体操教室でもゲームやじゃんけんはあるけれど○○ちゃんは楽しんでやっていますよ!という事で拍子抜けでしたが、英語教室の事を話したら、

「嫌ならやらなくていいよ!大した問題じゃないよ!好きなDVDを英語版で観たり、歌を聴くだけでもいいし、何より負けず嫌いという事は素晴らしいことを認めてあげて!」

と言われました。そして

「幼稚園や体操教室、お母さんの見ていないところで小さな勝ち負けを数え切れないくらいしているから、これ以上負担をかけることが、これほどまでに負けず嫌いな子にとって必ずしもいい事とは思えない。」

というお言葉をいただきました。
これには私も頭をガツーンと打たれた感じでした。

“そうか、私が見ていないところで娘はちゃんと小さな勝ち負けの波を乗り越えているんだ、それなら私がこれ以上娘に勝ち負けの事をさせることは、娘にとっては苦痛でしかないのか…今辞めなくてもいつか必ず心がパンクして辞める日が来るんだろうな…。”

という結論になり、英語教室の先生に辞める意思を伝えるに至りました。

英語教室の先生の反応

英語を教えてくれるのはネイティブの先生ですが、その先生の奥様(日本人)が経営をされているので、辞めるという事は、奥様に日本語で伝える形になりました。

それまでもゲームに関しての相談はしていたのですが、どうしても克服できそうにないので娘と相談して辞めるという旨を伝えたところ、

「残念だけど、無理にすることでもないし、今は子供の意見を尊重しましょう。いつでも戻ってきてくれてもいいし、新しく気の合いそうな女の子の生徒が来たら連絡するし、必要であれば女性が先生をしている教室も紹介しますよ。

辞めてもフォローしていきますね。」という温かいお言葉をいただきました。

辞めるというのは始めるよりかなり勇気もいりますし、本当に子供のためにこれでいいのか…という思いを拭い去ることはできませんが、少なくとも兄がまだ習い続けているという事が繋ぎになり、またいつでも本人の気持ちが前向きになれば…という気持ちにさせられました。

最後に

今の娘は、英語教室に通っている時よりも大分穏やかになりました。

英語の日を泣きながら指折り数えることもなくなりましたし、情緒不安定になることもなくなりました。

嫌な事から「逃げた」と思うのではなく、「やれるまでやった」「たくさん考えた」「今はまだ早かった」「もっと小さなことから始めればいい」と少しハードルを下げてみたと考えることが、子供にとっても親にとっても罪悪感を抱かない方法かもしれません。

辞めるという事は手続き上簡単ですが、本当にダメなのか、もっと方法はないのか、これが子供の為になるのか…と考えた時、親は必ず迷うものですが、子供の目線で考えて見ると自ずと答えは見えてくるものなのかもしれません。

私は辞めた後の娘を見て「後悔」はありません。

それは娘が常日頃小さな「勝負」「挑戦」「プレッシャー」と全力で戦っているところを先生に助言いただき、改めて知ろうと思うようになったからだと思います。それを知ったことで、英語教室はまだ娘には大きな事だったんだとやっと理解することができました。

子供の習い事が上手く行かず悩んでいる方も多いと思います。

辞めたら子供が何でも辞めていいと思ってしまうという方もいるかと思いますが、必ずしもそうとは限りません。是非今一度子供さんの目線にたって高すぎる壁でないか、またたくさんの方の意見を聞いて、悩みすぎず子供にとってベストな方法を探って見る事をしてみてほしいと思います。

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