初めての出産は不安がいっぱい

妊娠、出産。人生での命がけの一大イベント。初めてだと、不安なことばかりですよね。

特に出産って、どれくらい時間がかかるんだろう?
どれくらい痛いんだろう? 陣痛ってどんな感じ?

考え出したらキリがない上、本やネットで調べても、やっぱり大変そうで、自分には耐えられるのだろうか?なんて余計に不安になってしまうことも。初産だと、陣痛から出産にかかる時間は平均で12~15時間だとか。陣痛だけで何時間どころか丸何日も痛みに耐えたという話も聞きます。

でも、心配しないでください。比較的ラクな出産をする場合もあるんですよ!私はかなりお産がラクな方で、陣痛から出産までトータル7時間ほどで済みました。しかも陣痛で苦しんだ記憶もあまりなく、退院時には産みの苦しみはほとんど忘れているという…。

世の中の出産を控えたプレママさんに、こんなあっさりした出産もあるんだよ、心配しすぎないで!とお伝えしたくて、自分の体験談を書いてみようと思います。

これって陣痛?~出産前日~

出産前日は妊娠38週6日、妊婦健診の日でした。

午前中に病院に行って健診で子宮口の開き具合を確認(出産には子宮口が全開の10cmまで開く)、「すでに4cm開いているから、もういつ陣痛が来てもおかしくないよ」と言われました。「予定日までには絶対産まれてるから」と太鼓判を押され、健診の帰りに寄った義実家で、「もう子宮口が5cmになってたりして~」とか笑いあっていました。

その日の夜、どうも定期的におなかが張っている気が。でも、陣痛って痛いんじゃなかったっけ? これって陣痛? とかなり半信半疑。

病院からは、10分間隔で陣痛があるなら連絡するようにと言われていましたが、時計とにらめっこしつつおなかの張る間隔を計ってみても、10分間隔というにはちょっとバラつきもあるような…。まあ、もし陣痛なら痛くなってくるだろうから寝ていられないだろうし、寝られるときに寝ておかないと!と、その日は気になりながらもいつもどおり寝てしまいました。

本陣痛が来た!~出産当日午前~

結局、普通に寝ることはできて、出産日当日の朝。出産したら子連れで外食とかしにくくなるし!と、旦那とランチに出かけようかと準備をしていると、定期的な張りが(10時頃)。

ん、これは…?と思うようなちょっとした鈍痛を感じはじめましたが、この鈍痛、便意をもよおしたときの痛みと同じで、まさか陣痛とは思えず、でも念のためと1時間ほど様子を見ることにしました。

ちなみに、この時点ですでに張り&痛みは5分間隔。もし本陣痛だったら、すでに入院していなきゃいけない間隔です。 でも、もし入院するのであれば買い足したいと思っていたものがあったので、痛みもまだ我慢できるしと、車でちょっと買い物に出かけました。 そして、買い物から戻る頃には、痛みがあるときに動くのはちょっと支障がある程度にまでなっていたので、さすがにこれは陣痛だろうと病院に連絡することにしました。

とうとう入院です~出産当日正午過ぎ~

陣痛がきたときには必ず本人から連絡をと病院に言われていたので、電話をかけて現状を報告。でも、声に余裕があると思われたようで、昼食をとれるなら食べてくるように言われます。

さすがに、定期的にくる痛みを我慢しながらごはんを作る余裕はなく、お弁当を買ってきてもらい、完食(結構ボリュームがあったのですが)。平気でお弁当を食べていましたが、痛みはすでに3~4分間隔になっていました。

おなかも満たされたところで、ようやく病院へ(13時半ごろ)。

陣痛が3~4分間隔とはいえ、収まっている間は普通に動けたので、病院についても自分で歩いていました。そして、まずは内診です。

「子宮口がもう8cmも開いてるね。かなり痛いハズなんだけど…」
…え? 出産時で10cmなんだよね? そんなに開いてたの?

びっくりしつつも入院決定。本当は分娩室行きでもおかしくない状態だけど、私があまりに余裕がありそうに見えたとかで、まずは出産の進み具合(赤ちゃんの心拍と陣痛の状態)を確認する機械をつけたままで病室で待機となりました。 一応、テニスボールを使ったいきみ逃しなども試しながら、陣痛の痛みを堪えつつ、テレビを見ながら談笑して過ごしました。

分娩室で出産準備~出産当日夕方~分娩室で出産準備~出産当日夕方~

そろそろ分娩室に移動しようかと言われ(15時頃)、トイレ後に準備してナースステーションに来るよう指示されました。

ドキドキしながら旦那とナースステーションに自分の足で行ったら、待機していた助産師さんたちに、「ほら、まだまだ余裕あるでしょ?」と笑われます。普通は、動いたり話したりが困難なレベルの痛みがきているものらしいですね。

とりあえず分娩室に入り内診をしてもらうも、まだ子宮口8cmは変わらず。痛みもなんとか我慢して、部屋に備え付けのBGM用CDを選んでいられるくらい。あとどれくらいかかるのかなぁと思っていました。

強制破水から出産へ

16時頃になり、ようやく先生が登場しました(土曜日の16時~日曜日の16時まで先生はお休みで、その間の出産は代理の先生になるとのことだったのですが、ちょうど日曜日の夕方だったんです)

進みを早めるために強制破水されます。先生が手をつっこんだ気配があった途端、じわ…と温かい水が溢れました。「破水させたらかなり痛くなるからね」と抗生剤の点滴を始めて、先生は一旦退場しました。

先生のお言葉どおり、痛いというか、すさまじい「いきみたい」感が一定間隔でやってきました。必死に腹式呼吸をしようとしつつも、とにかく体が跳ねるんです。立ち会いで横にいた旦那の片手にしがみついていましたが、体が跳ねる度に、頑張って肩を押さえつけてくれました。

そんな状態で30分ほど旦那と2人で放置されます。こちらはもう、「いついきんでもいいの!? ってか、誰か呼吸を教えて…!!」 いきみ感を堪えるのに必死です。

16時半ごろになって助産師さんが現れ、子宮口も全開ということで、ようやく出産の準備が始まりました。そのときはまだ助産師さんが1人だったため、助産師さんの指示のもと、旦那が本格的に私の押さえつけに回ります。ビデオもカメラも持ち込んでましたが、回してる余裕なんてありません。

準備完了とともにようやくいきみを開始します。「目を開けて、おなかの方見て、息止めて!」 こちらは指示された呼吸をするので精一杯。つかの間の休憩で呼吸を整えつつ、30分ほどいきみまくりました。

ここで大御所、先生の登場です。なにやらハサミなどを準備している気配がします。あぁ、噂の会陰切開ってヤツですか…。会陰切開、陣痛に紛れて、痛いなんて思う暇もありません。ただ、ハサミの「ジャキン!」って音が妙に耳に残っただけ。

最後のひとふんばりで、 17時頃、元気な産声をあげつつ、わが子が誕生しました。本当に、おなかの中に赤ちゃんがいたんだ…!

産後の方が大変です!

胎盤を出したり、切開痕を縫合されたりしますが、個人的にはこの縫合が一番痛かったです。麻酔はしてもらえるのですが、効いてる感が出る前にブスーっと縫われるもので、とにかく痛い…。そして、カンガルーケアをしてもらいました。

その後、いったん赤ちゃんは連れて行かれ、体をキレイにしてもらって体重や身長などの測定をしたあとに、服を着せてもらって戻ってきました。分娩後、2時間は分娩室で様子をみるということで、しばらく赤ちゃんと触れ合い、病室に戻りました。

出産後、何度か病室を訪れた看護師さんに、小用が出たかを確認されます。尿意はあるけど、出ないんですよね。結局、そのまま夜中まで出なかったので、管を通すハメになってしまい、これも痛かったです。

この出産前後で最大の痛みは、会陰切開の傷痕でした。普通に座れないレベル。病室には円座クッションが備え付けてあって助かったのですが…… 退院後、その足でまず自宅用の円座クッションを買いに行くほどでした。

まとめ

陣痛、確かに痛かったです。出産直前になると体は跳ねました。でも、声が出るほどではありませんでした。ただ、いきむのに変に力が入っていたんでしょうね、痛くはないのですが、顎の下側から首にかけて、変なあざが……。

なんだかんだで余裕があったのか、出産途中も、陣痛の波が来ることをちゃんと自分で報告していました。大変でしたけど、複式呼吸も一応意識をする余裕はありましたし、初産としては冷静に対応できた方だったのだと思います。

退院時には、会陰切開痕の痛みだけで、産んだときの痛みはもう忘れていました。結局、その程度だったということなんですよね。

そんなに安産だった理由はわかりませんが…… 思い当たることと言えば、切迫早産の気配などもなかったため、毎日とにかく歩いていました。出産の1週間前には、1日1万歩以上歩いていた日も。臨月妊婦の運動量ではなかったかもしれませんが、それが超安産につながったのかもしれません。

これから出産されるプレママさんへ。

陣痛には終わりがあります。産まれたときのわが子を抱いたときの感動が、すべてを帳消しにしてくれることでしょう。そして、産まれてさえしまえば、痛み止めは処方してもらえます。産後の痛みがひどいときは、遠慮なく、痛いことを伝えてください。

みなさまが安産になりますように。どうぞ、よい出産を!

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