「五月山児童文化センター」プラネタリウムも楽しめる!

大阪府池田市の昔からある子ども向けの施設として、「児童文化センター」があります。

市内には「五月山(さつきやま)児童文化センター」と「水月(すいげつ)児童文化センター」の2カ所があり、どちらも普段から無料開放されていて、休館日以外はいつでも楽しめるようになっています。そのうち「五月山児童文化センター」の方は、小さいながらもプラネタリウムがある施設となっていて、私が子どものときにはとてもお世話になった施設でした。

先日、実家に帰省しているとき、たまたま地域の掲示板の掲示物に、その児童文化センターのプラネタリウムで「よちよちプラネ」という未就学児向けの特別番組をやるというのを見かけ、子どもが興味をもつかも?と思い、久しぶりに行ってみることにしました。

さすがに10か月になる娘にはまだプラネタリウムはわからないかと思ったので、4歳の娘だけ連れて行ってみたのですが、児童文化センターにはプラネタリウムだけでなく他にも子どもが遊べるところがたくさんあり、すべてを楽しむことができたよう。

プラネタリウムの方は、基本的に平日は上映していませんが、今回のような未就学児向けの番組はたまに平日にも上映しているようですし、土日であれば(内容は日によって違いますが)決まった時間に上映しているらしく、そちらも楽しむことができました。

古い施設ではありますが、短時間の上映とはいえ無料で見られるプラネタリウムに、ちょっとしたゲームが置いてある室内のあそび場、そして児童文化センターの裏手には公園自体は小さいながらも立派なすべり台が設置されていたりと、暇なときに子どもを連れていくのになかなかいいところだと、今回久しぶりに訪れてみて改めて思いました。

今回は、そんな「五月山児童文化センター」(「五児文(ごじぶん)」と略すそうです。かなり印象変わりますね)をご紹介したいと思います。

施設情報とアクセス


・住所:大阪府池田市綾羽2-5-9
・営業時間:9時~17時
・休館日:月曜日・火曜日・祝日・年末年始
・交通アクセス
阪急バスを利用する場合:阪急宝塚線「池田駅」(3番のりば)より1番バスで約5分
「五月山公園大広寺前」下車 徒歩5分
大人 220円/小人 110円
徒歩の場合:五月山に向かい北上、約20分
※駐車場はありません。

五児文1階

まず、入口を入ってすぐのところに受付簿があるので、名前を書き、靴をスリッパに履き替えて入館します。

入ってすぐ右側がカーペット敷になっており、こちらはスリッパを脱いで遊ぶ遊戯ゾーンとなっています。ここの棚にはいろいろなゲームが置いてあり、好きなゲームを出してきて遊ぶことができます。例えば、懐かしの野球盤や、家庭用エアホッケー、オセロなどちょっとした頭を使うゲームなど多数そろえられていますし、わなげや積み木なども置いてあります。

ちなみに、積み木は大きめのものがあり、組み立てると子どもであれば上に乗れるようなサイズであるため、子どもたちにかなり人気があるようです。私たちが行ったときにも、小学校低学年くらいの男の子が上手に積み上げていて、立派にできた建造物(?)を自慢げに見せてくれました。

最近は、大きな積み木がわりにソフトブロックを取り扱っているところが多いため、木製の大きな積み木というのは新鮮ですし、なかなか年季も入っていそうな使われ具合でした。そういえば、私が昔この施設を利用していたときも、その積み木があったような…?

他にもオルガンが置いてあったり、昔懐かしい漫画で読む歴史の本のシリーズなどが本棚に並べられ、その前にはゆっくり読めるよう椅子も用意されているなど、この遊戯ゾーンだけで、充分一日を過ごすことができるようになっています。

私自身が子どものときも、この遊戯ゾーンで一日の長い時間を過ごしたなぁと懐かしく思いつつ、今も昔も子どもが楽しいと思える空間というのは変わらないものなのだと、娘が楽しそうに遊ぶのを見て思いました。

奥の方には作業用の机と椅子が置かれた工作ゾーンがあります。周辺の棚が展示スペースとなっていて、子どもたちの作品が飾られています。飾れる場所があればやる気もわいてきそうですし、小さな子どもたちにとってはいいお手本になりそうです。

他にも、よくショッピングモールなどで見かけるキッズスペースのように、プレイハウスやおままごとセットが置いてあるスペースなどもありました。ここまで紹介した場所ではまだ遊べそうにないという小さな子でも、ここで楽しめると思います。わが家も娘たちがもう少し大きくなったら、お姉ちゃんが遊戯ゾーンにいる間、妹をこのスペースで見ていてもいいかもしれません。

五児文2階

階段を上がると(エレベーターはありません)、2階にはプラネタリウムと集会室があります。

プラネタリウムは全35席とかなりこじんまりした感じです。昔は座布団をとってきて寝転がってみるようになっていましたが、今はきちんと背中部分が倒れるようになっている座席が設けられ、その椅子に座っての観賞になります。

しかし、映画館のような柔らかな素材ではなく、板がむき出しの固い椅子です。それに、ゆっくり倒れるリクライニングシートとは違い、背中をもたれさせると抵抗なくバタッと倒れてしまうので、気を付けてそっともたれなければなりませんでした。勢いよく倒して指を挟んでしまったりしないよう注意するように最初に説明がありました。

最初の方に書きましたとおり、今回この児童文化センターを訪れた目的は、このプラネタリウムで行われる「よちよちプラネ」という未就学児向けの番組でした。座席数の関係で人数制限があるため、上映開始15分前から1階の受付で整理券が配られていました。

内容は、児童文化センターから見える風景を投影して、太陽が西に沈むところからスタートです。今の夜空で見える星や星座をさらっと紹介してくれます。

しかし、未就学児向けの内容のため難しい神話などの話は一切なく、そのあとの絵本を夜空に大きく投影しての読み聞かせがメインとなっていました。通常の高年齢向けの回であれば、もっと詳しい星のお話が聞けるのだと思います。

そして、絵本が読み終わると一旦部屋を真っ暗にして、この時期に見えるであろう満天の星空を見せてくれ、東から太陽が昇ってきて、プラネタリウムは終了です。子どもが飽きないよう、20分ほどの短い上映時間でした。

大人にとってはちょっと物足りない時間と内容でしたが、4歳の娘は最初から最後まで集中して見ることができたようで、未就学児向けとしてはとてもいい内容のプラネタリウムだったように思います。ただ、真っ暗になったときに大泣きしてしまった子どもも多かったので、暗いところが苦手な子は気を付けた方がよさそうです。

その後は、たまたまプラネタリウムの向かいの集会室でやったピアノコンサートを鑑賞し(観客はプラネタリウムからそのまま流れてきた親子ばかりでしたが、こちらの選曲が少し年齢層が上の子向きだったため、早々に子どもが飽きてしまっていました)、優雅な気分に浸りながら帰ることにしました。

五児文3階と地下

3階には今回は用事がなく、ちらっと覗いただけなのですが、和室と多目的ルームがあるようでした。多目的ルームには本棚が置いてあり、飲食もできる休憩スペースとなっていました。施設周辺には近場にごはんを食べるようなところがないので、軽食を持ってきて、多目的ルームで食べると良さそうですね。

他にも、館内には地下もあるようで、こちらは科学室や図工室があるとのこと。こちらの部屋は、事前申込が必要な講座などに使われるようです。

五児文裏の公園

五月山児童文化センターの建物の裏には公園があるのですが、ここもなかなかに楽しいところとなっています。建物の裏、真正面がコンクリート製のアスレチックとなっており、このアスレチックを攻略するだけでも楽しむことができます。

また、そのアスレチックを登りきると小さなすべり台つきの遊具があり、さらに山の斜面に大きなコンクリート製のすべり台が並んでいます。このすべり台は2階建ての建物くらいの高さがある上、角度がきつくてかなりスピードが出ます。

小学生くらいの子どもたちにとってはかなり楽しめるすべり台だと思いますが、小さい子にとっては速すぎて怖く感じるかもしれません。ちなみに、大人がすべるとものすごいスピードになるので、挑戦する方は気を付けてくださいね。

真夏だと遊具なども熱くなっているので公園で遊ぶのはあまりオススメできませんが、季節がよければ紅葉も楽しめるとてもいい公園です。木の実を探したりしても楽しいかもしれませんね(事前申込制で、そういう講座もやっているようです)。

ただし、雨のあとだと、コンクリート製のアスレチックの中に水たまりができてしまい、なかなか乾かないので遊べないかもしれませんので、公園を目的で来る場合にはご注意ください。

公園自体はこじんまりとしていますが、アスレチックもすべり台も結構大がかりなものなので、小学生くらいにならないと、一人で遊ばせるのは少し怖い気がします。遊べるようになると、この公園だけでもかなり楽しむことができると思いますよ!

さいごに

私は今は他県在住のため、今回のようにちょっと遊びにいくという利用の仕方しかできませんが、池田市近辺に在住であれば、いろいろなイベントに申し込んで参加するのも面白いと思います。

五月山児童文化センターの建物は、バス通りから坂を上がったところにあります。

バス通り自体が池田駅からかなり急な坂を上がったところにあるため、さらにそこから坂を上がることになり、とても景色がいいです。池田市はそもそも扇状地に拓けた町なので、少し山の方に上がると、大阪の街が見渡せる絶景ポイントがあちらこちらにあるんです。

児童文化センター自体が楽しめることはもちろんですが、天気が良いときなど、ぜひ木々の隙間からの景色も楽しんでみてくださいね!