育児中言われて傷ついたことは何?子育て主婦100人に聞いた結果!

アンケート

子供を産めば母親になりますが、母親になったからといってなんでも完璧にできるようになりませんよね。

「これでいいのかな?」「どうすれば上手くいくんだろう」と毎日試行錯誤しながらお子さんと向き合っているお母さんがほとんどかと思います。

そんななか、周りから心ない一言を言われて傷ついたお母さんもすくなくないはず。

「なんでミルクなの?母乳はでないの?」「そんな薄着で、可哀想に」「癇癪がひどいのは、育て方が悪いからかしら」など、相手がなにげなく言ったことでも、グサッと突き刺さってしまう一言ってありますよね。

今回は、子育て主婦が言われて傷ついた言葉を、アンケート調査してみました。

あなたが育児中に言われて傷ついたことは?


僅差で二位の「夫や親からの育児方針の否定」をおさえて、一位になったのが「他人からの可哀想など、的外れな助言」でした。いるんですよね、全然関係ない他人のくせに口出ししたがるおせっかいなひと。

今回あつまったアンケート回答は、どれも「なんてひどい言い方!」「こんなこと言われたら、私立ち直れない…」と同じ子育て主婦なら共感し、自分が言われたような気がして落ち込んでしまう内容になっています。

いまナイーブになっているひとは見ないほうがいいかも知れないので、ちょっと閲覧注意! では、それぞれのコメントを見て行きましょう。

★他人から「かわいそう」など、的外れな助言・・・24%

・見知らぬおばさんに電車内で「母乳?ミルク?」といきなり聞かれ「ミルクです」と答えると「かわいそうな子だね。お母さんおっぱい出そうなのにねぇ」と見た目で判断されたことが嫌でした。(千葉県・29歳・女性)

・人見知りが激しい子だったので年配の人たちに人見知りで泣くのは親が神経質だとよく言われた事がとてもいやでした。(兵庫県・40歳・女性)

・上の2人は歩いて末っ子をベビカーに乗せて歩いたいたら、歩いて可哀想にって言われたのが嫌でした。歩かないと体力付かないから歩いていたのに。(愛知県・32歳・女性)

・なんでもかんでも可哀想というおばさんに遭遇したのがとても嫌でした。例えば暑いので半袖を着せて抱っこ紐で買い物に行くと、こんな暑いのに連れ回して可哀想など言われてとても嫌でした。(岩手県・25歳・女性)

・子どもがおもちゃを買ってもらえなくて泣きわめきをしている時、ショッピングセンター内で腕を引っ張っていたら、独身風の2人の女性に「かーわいそー」と言われたこと。(愛知県・37歳・女性)

コメントを読んでいるだけでも「可哀想なのはお前の頭だよ!赤の他人に、しかも出会いがしらになに言ってんだ!」と言い返してやりたくなります。

実際に言われたひとも言い返したい気持ちになったでしょう。

でも、子供を連れていると、頭のおかしいひとに反撃する余裕もありませんし、逆上されて子供になにかされたら…と思うと、なかなか言い返すこともできないんですよね。

なんでもかんでも可哀想と言いたがるひとは、ネット上でしばしば「妖怪可哀想ババア」なんて呼ばれています。妖怪可哀想ババアは得てして通りすがりの一瞬に、さらっとこういった発言をしていきますから、言われたことを理解し、怒りがわいてきて、言い返してやろろうと思ったときにはもういない、なんてことも。

「可哀想」や、的外れな助言は腹が立ちますし、傷つきます。

知っているひとに言われたことより、知らないひとから言われたことのほうが、なぜかことあるごとに思いだして気分が沈んでしまうなんてこともあるでしょう。そうなったときは「可哀想なほうはあっちだ」「人間ではなく妖怪だから仕方ない、別次元の生き物だ」と思えばすこしは気持ちが落ち着くのではないでしょうか。

妖怪可哀想ババアが絶滅しますようにと心から願うばかりです。

★夫や親から、育児方針の否定・・・22%

・身内から「お前の子育ては失敗だったんじゃないか」と言われたことにひどく傷つきました。私なりに頑張ってきたのに…と。その場は言い争いにしたくなかったので「そうかな?」って笑って誤魔化しましたが。(福岡県・40歳・女性)

・上の子のトイレトレーニング中に義父からオムツ外れるのが遅いのではないかと口出しされたことが嫌でした。(愛知県・28歳・女性)

・実の母親に、何度言っても同じ事をして子どもが解ってくれない、と相談したところ、怒り方が悪いと言われたことです。初めての子育てで、私の伝え方にも問題があったかと思いますが、共感してもらいたかったです。(大阪府・35歳・女性)

夫にせよ実親にせよ、義理の親にせよ、とにかく「上から目線」であれこれ言ってこられると、こたえますよね…。

育児経験のある実母や義理の母はともかく、子育てなんてまともにしてない実父や義理の父、それにほとんど仕事で家にいないような夫にごちゃごちゃ言われたら、たとえどれだけ正論でも腹が立って仕方がないというのが主婦の本音ではないでしょうか。

育児当事者ではないみなさん、育児中の主婦が子供のことで愚痴ったとき、返ってきてほしい言葉は「叱責」でもなければ「アドバイス」でもないんです。ただただ「それでいいと思うよ」「頑張っているよね~」といった同意や肯定。

アドバイスを求められた場合であっても、まずは現状を肯定したうえで、無責任な主観ではなく論理的根拠や学術的データなどに基づいたアドバイスを行うようにしましょう。そうでないと疲れ切った子育て主婦の心には一切響きませんし、むしろ事態悪化を招くだけです。

★「子育てなんて楽」など、育児を軽んじた言葉・・・13%

・専業主婦で、家事と育児やるだけでずっと家にいられるのが羨ましいといわれたことです。子供とずっと一緒にいるのも楽なんかじゃないんだよー!といいたかった!(愛知県・27歳・女性)

・初産で女の子でした。初めての育児に苦戦している状況でも女の子は楽でいいわね~と言われる事が嫌でした。男の子でも女の子でも初めての育児なので楽な事はないですし男の子を育てていないので分からなかったです(千葉県・26歳・女性)

・まだ子供が乳児で手がかかった時に「家にばかりいて何もしていない」と主人に嫌味を言われたことがあります。育児で忙しいのだから理解してほしいと悲しくなりました。(静岡県・36歳・女性)

★母乳や食事に関する心ない言葉・・・12%

・母乳がなかなか出ない体質で苦労したのですが、知人に母乳で育てているのかと聞かれ、自分は母乳が出すぎで困ると言われてとても傷つきました。(東京都・50歳・女性)

・自分の母に、おっぱいちゃんと出てるの?と言われたときはだいぶ傷つきました。なかなか思うようにミルクや母乳を飲んでくれない時期があり成長に不安があったため言われました。本当に嫌でした。(東京都・38歳・女性)

・息子を連れて本屋に行ったら、店主のおばさんに「母乳?ミルク?」と聞かれて「母乳が止まっちゃったのでミルクです」と答えると「今の人は胸の形が崩れるからあげないのね」って決めつけられたこと。(沖縄県・51歳・女性)

★子供の体型や発達を不安にさせる一言・・・11%

・息子は周りの赤ちゃんに比べて、ハイハイし始めるのも歩き始めるのも遅いほうだったので、友人から「まだハイハイしてないの?」とか「まだ歩いてないんだね」なんて言われると嫌でした。(東京都・29歳・女性)

・一緒に外で遊んでいて子供が言葉が遅かったため、「家でもそんなに喋らない感じ?」と言われた時は傷つきました。(徳島県・38歳・女性)

・子供が話しかけても、返事や振り向かないときなどや、目を合わせない時に「この子、障害あるね」と言われ傷ついた(青森県・40歳・女性)

・子どもを見て、ぽっちゃりしてるね、ムチムチだね、子どもはこれくらいがいいんだよ、と言われると太ってるといいたいの?とすごくイヤでした。(宮城県・40歳・女性)

どこにでもいるんですよね、会話に乗じて自分の優位を確立しようとするひとって。

「育児なんて楽でしょ(=私のほうが大変だ)」「私、母乳で育てたけど、あなたは母乳でないの?(=私のほうが優れている)」「言葉、遅いね(=うちの子はよくできる)」など、こういうのは相手のことを思って言っているわけではなく、自分が優位に立ちたいから言っているだけのことです。

いわゆるマウントをとりにきている状態なので、真っ向から言葉を受け止めてはいけません。落ち込んだり、自分の育児に否定的になってしまっては、相手の思うつぼです。

ひとはそれぞれ容姿もちがえば、考え方もちがいます。大人もみんなちがうのですから、子供だってちがって当たり前です。成長の仕方もそれぞれですし、得意なこと、不得意なこと、みんなそれぞれちがいます。

子供のことを大切に思っているからこそ、まわりに言われたことを気にしたり、傷ついたりするかもしれません。でも、冷静になって考えてみれば、言われた言葉は根拠のないことであったり、相手の思い込みである場合も多いのです。

とくに年配の女性や、子供がすでに大きくなっているママさんは、自分の育児を美化し、「最近のママは…」と見下していることも多いので、そういった発言は右から左へ流してしまいましょう。

ただでさえ育児でストレスやイライラがたまっているところに、他人の言葉でダメージをくらう必要はないのです、大事なのは「ちくわ耳」。するする~っと右から左に流して頭に残さず、自分なりの子供との向き合い方でがんばっていきましょう。

★「二人目は?」など、家族計画への口出し・・・9%

・1人っ子の我が子を見て「1人っ子って可哀相」「早くきょうだい作ってあげなよ」と言われたことです。婦人科系の病気で2人目を諦めざるを得なかったので、このような言葉は非常に傷つきました。(千葉県・35歳・女性)

・1人目の子供が幼稚園年中あたりに2人目はまだ?と周囲から言われて傷ついていました。そのとき不妊治療をしていたからです。不妊症でなければ、あっそで終わりますが、当時の私にはグサッときた言葉でした。(千葉県・45歳・女性)

・年子は可哀想だといわれました。上の子に我慢させてまでほしいのか、下の子が生まれても喜べないなどたくさん言われました(神奈川県・23歳・女性)

★その他・・・9%

・ちょっと老けたんじゃないーと言われたこと。たしかに子育てがすごく大変だけど、身だしなみには注意してたつもりだったので、傷つきました。(東京都・34歳・女性)

・子供の顔を見て一言目に顔が大きいと言われたことが嫌でした。私自身顔が大きいのがコンプレックスだったので。(兵庫県・30歳・女性)

・自分のことにかまっていられないくらい大変だった時に、「みっともない恰好をして」と通りすがりの人に言われて傷つきました。(山梨県・30歳・女性)

家族計画に口出ししたり、容姿にあれこれ言ってくるなんて、無神経にもほどがあります。

筆者は難産で大変な思いをした後、子育てに非協力的な夫に愛想がつきたのでひとりっこ確定しているのですが、子供がちいさいころは「二人目は?」「幼稚園にあがるまえに産んでおいたらどう?」なんてよく言われました。

そんなときは超笑顔で「お金がないんです…、○○さん、二人目育てるお金出してくれます?じゃあ産みます!一括でお願いしますね!二千万くらいあればいけると思います♪」と言っていたら、だんだん言われなくなりました(「こいつ頭おかしいんじゃないの」という目で見られるようになりましたが、デリカシーのない二人目発言をするひとたちとはお付き合いをしたくないので、頭おかしいやつ認定は上等だと思っています)

産後はとくに体力も気力も落ちていますし、子供を守らなければいけないのでなかなか言い返したりすることもできないかと思います。そのせいでストレスを抱えている子育て主婦も多いかと思いますが、心の中で反論したり、ツイッターや掲示板などネット上で吐き出して、ためこまないようにしていきましょう。

あれこれ無神経なことを言ってくるひとたちは育児当事者ではないのですから、「部外者がなにをごちゃごちゃと」「そこまで言うなら代わってちょうだい」くらい思っておいてちょうどいいのではないかと思います。

妖怪可哀想ババアの生息地は?

さて、個人的に気になったのが他人にあれこれ言いたがる「妖怪可哀想ババア」はどこに多くいるのか?ということ。まずはこちらをご覧ください。

こちらは「夫や親など、身内から傷つくことを言われた」と回答してくれたひとの分布です。とくにかたよりがなく、嫁や娘にむかって心ないことを言ってしまう身内は全国各地にいるということがわかります。

では、「あかの他人から傷つくことを言われた」というひと、つまり妖怪可哀想ババアと遭遇したというひとの分布はどうでしょう。

圧倒的関東…!東京、神奈川、埼玉の妖怪可哀想ババアの生息率が異常…!!

私、この分布を調べるまで、なんとなく関西に妖怪可哀想ババアは多いのかなと思っていました。関西のひとって突然フレンドリーに話しかけてくるイメージがあるからです。でも、私、関西にずっと住んでますが、思い起こしてみれば子供を抱いていて「可哀想」とか、否定的なことを言われた経験がないんですよね。

関西のひとはどちらかというと「いまが一番かわいい時やな」ばかり言います。0歳のときはもちろん、1歳になっても、2歳になっても、3歳になっても、はては6歳になったいまでも「いまが一番かわいい」「いまが一番ええときやな」と言います。

「結局のところいつが一番ええときやねん!」と突っ込みたくなるほど、関西のひとって「可哀想」は言わず、子供を誉めてくれるんですよね。なのでこの結果を見て、私は「関東って恐ろしいところだ…、絶対引越したくない」と思ってしまいました(関東のひとごめんなさい)。

関東で妖怪可哀想ババアに遭ってしまったひとは「ここは妖怪の住処だから仕方ない」と思えば、すこしは溜飲が下がるのではないでしょうか。最初にこの項目を紹介したときにも言いましたが、最後にもう一度言っておきます、妖怪可哀想ババアが絶滅しますように…。

妖おわりに

回答を見ながら、すべてのコメントに対して「それは言われたら腹たつわ~!」「そんなこと言うやつはけちょんけちょんにしてしまえ!」とパソコンの前でいきどおってしまうアンケート結果となりました。

この回答をふまえて、子育て主婦でないひとはもちろん、現役子育て主婦の方も、ご自身の発言が相手にどう響くかを考えてみるのもいいかもしれません。

いま当事者のママさんたちも、将来姑になったときや、先輩ママになったときにうっかり言っちゃわないよう、育児中に言われて傷ついたことを心にとめておくと、相手とより良好な関係が築けるのではないでしょうか。

子育て主婦との円滑な会話はとにかく「労う」「肯定する」「ささいなことでもいいので子供を誉める」これに尽きます!

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