自宅リフォームでの注意点|自分の目で確かめることが大事!

人生で1番大きな買い物と言えば「家」ですよね。

我が家も持ち家ですが、購入したのは6年前、その当時で築14年を迎えた中古マンションです。中古という事はやっぱりリフォームが必要ですよね。できるだけ低価格で…と思いながらも、しっかりした性能や保証は必要ですよね。

当時1歳の息子を抱えていた私。色々な展示場を見に行くなんて無理だから業者さんが選んでくれた物や、カタログで選んじゃえ!っと思っていたのですが、母に止められしっかり業者さんやメーカーさんと話し合い、多方納得のいくリフォームができました。

そんな当時の色々な問題点やこうして良かったと思ったリフォーム体験を、まとめていこうと思います。

主人も私も育ってきた環境は戸建

私も主人も実家は戸建だったのですが、小さい時からメンテナンスにおいてちょこちょこトラブルがあったりしました。

その度に母親が電話帳を広げて業者探しをしていたのも見てきましたし、庭があれば庭の管理に防犯対策、家の周りの溝の掃除や、ゴミの日にいたっては散乱したゴミを掃除しなくてはならない…という、色々なメンテナンス面や、管理面から、マンションを希望していた私。

分譲マンションなら管理人さんがメンテナンス面をサポートしてくださるし、防犯上も心強い。でも西宮ということで、新築はもちろん、中古マンションもそこそこのお値段。そんな中で、ひょっこりネットで物件を検索中に見つけた今の家。

築14年ということで、一生の棲家になるかはわかりませんが、とにかく西宮で定住したかったのと、築14年とは言えこの辺りでは価格的になかなか見ないお得物件だったので、とりあえず内覧に行きました。

やっぱりリフォームは必要!

内覧をした時の1番の印象は「思ったより綺麗」という事。

以前住まわれていた方は、お歳を召されたおばあ様で、1人暮らし。犬を飼われていたようですが、犬の爪跡もありませんし、壁にも目立った汚れもありません。水回りもとても綺麗に使われていていました。

おばあ様がご病気で入院されて、そのまま病院で亡くなられたと売主であるおばあ様の娘さん方から聞いていたので、恐らくお手入れは娘さん方がされていたと思います。とても良い方で、そういう面でも安心できたので購入を決めました。

でもキッチンもお風呂も性能的には年月も経っているのでそれなりに旧式。もちろんまだ使えるのですが、後々リフォームをするのも住んでいながらの作業になるので大変。という事で思い切って水回り&壁紙のリフォームを決意しました。

不動産屋さんの紹介で業者を決定

さて、リフォームを決意するも良い業者さんが分からない。そこで物件の紹介から引渡しまでを担当してくれた不動産屋さんが提携している業者さんを教えてくださいました。

まず不動産屋さんが大手だったので、紹介してくれる業者さんもきっと信頼がおける大手なんだろうと思いきや、まさかの聞いたこともないような、しかも少人数で営んでいる業者さんでした。

でも、担当してくれた業者さんの取締役Nさんの人あたりがとても良く、全力でやります!という方だったので、大体の見積もりを出してもらい、これ以上は払いません!という契約のもと、お任せしてみることにしました。

カタログでおすすめ提示

契約した後、すぐに送られてきたのが水回りのカタログ。

見積もりの金額で出来る範囲のものに付箋がしてありました。そこでまず全然好みと違うという壁にぶち当たりました。浴室に関しては流行りの型や、デザインがあるのはわかるのですが、壁の質や床材の質によっては、水はけが悪くすぐにカビが生えたりしますよね。

特にうちのマンションは、浴室に窓がないので、その当たりがかなり重要になってきます。また、追い焚きができる浴槽にするかしないかでもかなり金額も変わってきます。

台所もシステムキッチン自体の性能は単純なもので良かったのでこだわりは特になかったのですが、色や柄が家の床色に合うのか等、やっぱり見てみないと分からない!そんなやきもきした気持ちをNさんに相談すると…

「一緒にショールームに見にいきますか!」
という提案が!

「え?一緒?一緒に行くんですか?」

という訳で、家族3人+実母を引き連れ、まさかのリフォーム業者さんと「ショールーム見学」をすることになりました。

リフォーム業者さんと「ショールーム見学」

まさかのリフォーム業者のNさんと「ショールーム見学」をすることになった今回のリフォーム。

しかもショールームの方が色々な床材の説明や機能性を細かく説明してくださる間、Nさんは1歳になる息子の面倒を見てくださったり、一緒に説明を聞いて今の家で設置が可能か等も相談に乗ってくださいました。

もっと大きな家のリフォームだってあるはずなのに、こんな200万ちょいくらいのリフォームに時間をかけてもらって…何とも申し訳ない気持ちになりました。しかも実母は自宅のお風呂の総入れ替えを経験しているので、細かなところまでNさんと同等に話ができていて、何も知らない自分が情けなくなりました。

そんなこんなで色々なショールームを一緒に回って下さり、またその度に送迎もしてくださって本当にNさんにおんぶに抱っこ状態でした。

大問題勃発!東日本大震災で材料が手に入らない!

いざ水回りのリフォームにおいては、TOTOやクリナップなど、大体のメーカーがきまり出しました。そして契約をした後…6年前と言えばそう、「東日本大震災」が起こった年だったので、東北に工場があるメーカーの材料が手に入らないという大きな問題が勃発しました。

後は工事を待つのみだったのに、洗面所は完全に材料がないという事でメーカーを変更し、お風呂は施工が遅れることに…。せっかく引越し前にリフォームを終わらせることができると思っていたのに…と一瞬思いましたが、あの大震災の惨状。そんな事は口が裂けても言えませんでした。

施工が始まりハプニング続出!

お風呂を除いての施工が始まることになった我が家。まずは隣家、上下階への挨拶回りをNさんがしてくださいました。当時まだ大阪に自宅を構えていた私たち家族は、施工期間中に途中経過を確認すると共にビールの差し入れをさせてもらいました。

実はその時、和室の天井壁紙が決めていたものではなかったことが発覚しました。また、キッチンの引き出し部分の色も全部違うというハプニング…。和室の天井壁紙の間違いは許容範囲内だったのですが、キッチンの引き出しの色が薄いサーモンピンク…。

頼んでいたのはオフホワイト…。ダメです。

生理的に受け付けない色なので、ここはNさんに確認!やはりすぐには手配出来ないようでしばらく我慢してくださいとのこと。そして引っ越して2週間ほどで取り替えてもらえました。

お風呂は結局施工までに1ヶ月近くかかり、しかも住みながらのリフォームになりましたが、無事工事が完了しました。その他、換気で気になっていた箇所なども細かく見て下さり、最終的には見積もりよりも安く仕上げてくださいました。

初めてのリフォームを終えて

例えば建売の物件ならもう出来上がっている家にそのまま入ると思いますが、注文住宅や中古の物件のリフォームとなると、色々拘ることができて楽しい反面、センスも問われますし、性能やデザインの良し悪しを自分で確かめなくてはいけません。

時間がないからといって業者さんにお任せしてしまうと、楽かもしれませんが何を使われるか分からないという不安もあります。また、物件の購入に引き続きリフォームとなると金銭感覚がおかしくなってしまうので、数万円程度なら「性能がいいなら出してしまえ~」と、ついつい大判振る舞いしてしまいがちです。

本当にいるものなのかいらないものなのか、見極めることが大切だと感じました。実際色々便利な機能がついていればついているほど、メンテナンスが必要だったり故障しやすかったりと、あまりいいイメージがありません。

私はたくさんの機能がついていても使いこなせるタイプではないので、シンプルな機能で今のところ十分生活できています。

また、初めてのことなので、分からない事を徹底的に聞く事が大切だと痛感しました。デザインの事もそうですし、壁紙の素材についても通気性があまりよくないマンションにおいて一番ベストなものはどれかなど、プロの意見を聞いて参考にする事をおすすめします。

まずは自分の目でしっかり見たいという事を伝えることが1番の近道です。
リフォーム、これにして良かった!とおもった箇所と、やっておくと便利なこと!

ここまで散々自分の目で見たものを信じて、機能などを吟味してきたのですが、リフォームを終えて実際住んでみてこれはよかったという物をご紹介します。
※追い焚き機能はないけれど、あたたかさを保ってくれる魔法びん浴槽。

こちらはTOTOの魔法びん浴槽です。追い焚きって循環式なので、どうしても汚れも溜まりがちになりますし、入浴剤等を入れると傷んでしまう原因にもなります。我が家は子供が小さいので、お風呂のお湯は毎日交換するので、追い焚き機能ってそんなに要るのかなと思っていました。

また、マンションなので戸建よりも暖かく、お湯が冷めるのも時間がかかる…ということで、差し湯程度で間に合うのではと思い相談したところ、我が家にあったこの魔法びん浴槽をおすすめしてもらいました。

冷気をシャットアウトすると共に、お風呂の熱を逃がさない構造になっているため、6時間経っても湯温の低下は約2度に保たれるというすぐれた浴槽です。実際真冬に子供たちと19時くらいに入浴して、その後主人が23時くらいに入浴しても、差し湯は5分もいらないくらいです。

例え翌日に入浴しても、5分の差し湯を2回するくらいで十分に温かい湯船に浸かることができるので、家事を1つしている間に気づけば適温になっています。

また、リフォームをするにあたって、“こんなことをしておけば後々便利”という事があります。それは、「部品購入」です。

浴室や台所のモデルは、ものによっては10年くらいで廃盤になってしまうものもあります。廃盤になってしまったり、製造中止になってしまった場合に困るのは、アフターサービスを受けたい時です。

修理したくても部品がなくてできない為に、他の部分はまだ使えるけれど結局新たにリフォームとか、一部分だけ工事に入ったりとか、そういう面倒な事が長年使っているとよくあります。水回りはどうしても老朽化が進みやすいので、その辺りは少し神経質になったほうが後々いいかもしれません。

我が家はそんなトラブル回避のため、あらかじめ水回りの部品購入をしています。つい先日も、お風呂の排水口で逆流を防ぐ為の弁がちぎれてしまったのですが、リフォーム当初に追加で発注していた排水口のセットがあったので、そちらに取り替えることができました。

そしてまたその部分をメーカーに発注しました。細かい事なので意外に忘れがちですが、もしもの時に慌てなくて済むように先手を打っておくことをおすすめします。水回り以外にも小さいお子さんがいるご家庭では壁紙等もリフォーム後に余った分は少しもらっておくと便利です。

破いたり、落書きしたりした時に、上から分からないように貼ったり補強できたりと何かと安心材料になります。

最後に

今回、我が家が実際に体験したリフォームについて書いてきましたが、我が家の場合、小さな子を抱えてのリフォームだったのと、予算的にも厳しかったので、全てにおいて満点とは言い難いですが、多方満足しています。

それも業者さんが非常に親身だったのと、何回相談しても面倒がらず全力で答えてくれたことが大きかったと思います。あの時、何も知らずに送付されてきたカタログで決めてしまっていたら、自分の中で後悔が残ったかもしれません。

また、お風呂1つにしても、台所1つにしても、色々なメーカーさんがあることすらよく分かっていなかったので、リフォームを機に各メーカーさんの特色や強みなども知ることができました。その上で自分の理想の家にするために何を重視するかを考えていくと、自ずとどのメーカーさんのものにするべきかも絞られていくと思います。

たくさん機能があって迷ってしまうリフォームですが、リフォームを検討されている方は、後悔しないためにもじっくり考え、プロと相談しながら進めていって欲しいと思います。