両実家の近くに住む際の上手な距離の取り方

結婚前後、互いの実家の環境やお人柄、気になりますよね。

結婚されて自分のご実家から離れた方、義理の実家で同居の方、両実家とも遠方で夫婦だけで協力して結婚生活や育児をしている方など、色々な方がいらっしゃると思います。結婚したら旦那さん側のご両親とも家族になるわけですが、女性にとって義理実家との付き合いってなかなか難しいものがありますよね。

子供が生まれたら尚更、子育てのことをどこまで共有していいかわからない…母親になると色々なことにナイーブになるので、出来たらそっとして欲しい等など、人間関係で悩むのは女性側が多いと思います。

私は両実家とも自宅と近いのですが、適度に距離を保ちながら、とりあえず円滑に親戚などの集まりや日常を過ごしています。私自身割り切った経験もありますが、両親、義理の両親も割り切ってくれているところもあると思います。

結婚9年、とりあえずそんな感じで続いている両実家との付き合いについて書いていきたいと思います。

結婚する前の顔合わせ

結婚前の顔合わせ。誰しもが経験しますよね。もちろん私も経験しました。

25年近く実家住まいのまだまだ何も出来ない小娘、礼儀もなにもそこそこに、素直に突撃しました。主人が3人兄弟の末っ子ということで、義理の両親も私の両親より10歳近く年上でしたが、とてもおおらかな義理両親でした。

おしゃべりもよくしてくれたので、ホッと帰宅できたことを覚えています。手作りの御飯を振舞っていただきましたが、緊張している私、喉を通らず…。でもそんなことを嫌な顔することなく受け入れてもらったことも、私にとってはとても過ごしやすかったです。

主人の方も実家に顔合わせにきましたが、口下手な私の父、とりあえずよろしくということで、すんなり終了…主人もそれほど喋る方ではなかったので、助かったようです。

というわけで、お互いに両親に不安を感じることなく結婚したのですが、両方の実家が近いと、なんという贅沢と思われがちですが、色々迷ったり悩んだりすることもあります。実際に私が経験したことや、日々気をつけていることを書いていきたいと思います。

大型休みにおける帰省の際の悩み

両実家が近いと、帰省…というものはありません。その代わり、主人の兄弟や私の兄弟が帰省してくるので、顔出しだけはさせてもらいます。その際、出来るだけ日にちをずらしてもらうようにはしていますが、どうしても重なってしまうこともありますよね。

そんな時は、出来るだけ平等に顔を出すようにしています。「実家の方がゆっくりできるから来なくてもいいよ。」と言われますが、ここはやっぱり兄弟も多い主人側のそれぞれの帰省に合わせて必ず顔を出すようにしています。

嫁という立場であり、主人は末っ子なので、子供同士が遊べるようになってからは夕飯の準備や後片付けはで率先してするように心がけています。そういう事をさせてくれることで、私も家族の1員にさせてもらっていると感じるので、色々させてもらえることに感謝しています。

なにせ最初は冷蔵庫を開けることすらとんでもなく難易度が高いものですから…。

一方、私の実家でも、甘える訳には行きません。私の兄が帰省するときは、私の方がやはり気を遣います。遠くからの帰省ということもあり、ゆっくりしてもらいたいので、なるべく夕飯の準備も後片付けも手が空いたらするようにしています。また我が子と姪っ子の面倒も同時に見たりと、普段より少し忙しくなるのが大型休みにおける帰省の時の現状です。

実家が近いからといって甘えすぎは禁物

「実家が近いと便利でいいねー」とよく言われます。確かに私自身が病気をしたり、子供1人だけを病院に連れて行きたい時、見ててもらえるとすごく助かります。だからといって、買い物に行きたいから、遊びに行きたいからという理由で子供を預けるという事は避けています。

子供2人を見るのは、アラサーの私でもイライラ、汗だくなので、60代の両親がそれをするとなると…考えただけでしんどいはずです。かと言って、こんなに近くにいるのに私が気を遣った事で、孫が病気をしたり怪我をしたら心が痛いから…と両親も言ってくれるので、病院等元気なら連れて行かないほうがいいと思われる場所等に出向かなくてはならない時だけという事なら、甘えさせて貰っています。

また、食事も自宅で、が基本です。何げに食事って好みもありますし、自炊しているとその面倒くささも後片付けのだるさも分かっています。子供達も慣れてしまうと御飯はおばあちゃんの家で…となってくるので、御飯はお母さんの味をしっかり伝えたいですし、必ず夕飯までには帰宅が基本です。

しかし、義理の両親なら、もう少し甘えていいかもしれません。

普段甘えるのは自分の実家が中心になってしまいがちですが、子供がある程度自分のことを自分で出来るようになってきたら、思い切って短時間預けてみたら喜ばれることもあります。子供達も両実家のじいじばあばが大好きになりますし、人見知りすることもなくなります。

もちろん体調の良し悪し、予定の有無等をしっかり確認して、着替え等も用意してご迷惑がかからないように子供にもしっかり言い聞かせてからお願いするのは鉄則です。私は体調が悪かったときに、暇だ暇だという子供達を見てもらいました。

子供達もリフレッシュして帰宅してくれたのと、義理の両親も喜んで遊んでくれたようでとても助かった事を覚えています。

近いからこそ困った事

子供がやたらと行きたがる

子供は家よりも甘やかしてもらえる実家や義理実家が大好き!でも毎日はいけないですよね。両実家だって予定がある、体調が優れないときもあります。こちらも御飯の準備、家事や学校の翌日の準備、山程やることがあるんです!

でも子供だけで行かせるのは私自身が許せない…なので、家で時間を持て余したら家で工作をしてその合間に家事をしたり、外遊びやちょっとした買い物で気分転換させてごまかしたり。でも子供達も賢くなってきて、「おばあちゃんの家行かないから遊んで~」とか、ちょっと言い方が嫌味になってきます。

その他にも、ちょっと口喧嘩したらすぐに「もうこのおウチ出て、おばあちゃんの家に行く!」とか、もう小学生なので1人で出歩いたり出来ることを武器に、脅してくるんですよね…。

まだ下の子は幼稚園なので、私がいないとできないのですが、これが二人共小学生になったら…協力して出て行ったりするのでは…と恐怖です。いくら近いとはいえ、徒歩15分ほど。大きな道路を2つ渡りますし、心配以外の何者でもありませんし、ろくすっぽ言い聞かせることもできず他の居場所に逃げられたら、教育上どうなのでしょうか…。

実母や義母が言い聞かせてくれるかもしれませんが、なんとなく親としては複雑です。

主人が頼りなくなる

普段朝も子供達が目覚める前に出勤し、寝静まってから帰宅する主人。
平日はどんなに私や子供達が風邪で倒れても早く帰宅することもありません。

「実家近いんだから、頼れば?」というのがいつも口癖です。

買い物等は頼めても、病人+元気盛りの2人の面倒なんて、目も離せない赤ちゃんを育てているならまだしも、とりあえず御飯も用意すれば1人で食べられるし、適当に時間もつぶせるなら子供達で乗り切るのも大切ですし、両親に風邪を移して重症化しても困ります。

辛い時こそ助けあうのが夫婦なのに、仕事中の連絡も皆無ですし、とりあえず大丈夫でしょ!というスタンス…。休みの日も「実家に帰っていいよー」と言って自分は自宅で昼寝という具合。

子育ては夫婦でするべきという自覚がなくて、何かあったときに、本当に家族のために飛んできてくれるのか不安になります。だからこそできるだけ自分たちでやって行きたいという気持ちが私は強く、そういう姿を見せるのも大切だと実感しています。

子育てについての口出しはやっぱり多い

子育ての口出し、これって目から鱗な時もあるのですが、聞き流したい時もありますよね。最近「え?」と思ったのは、下の子が胃腸風邪になった時です。胃腸風邪になって大変なんだ~と言ったら、「学校があるんだから上の子供にくれぐれも移さないようにね!」と言われたのです。

胃腸風邪って、どれだけ頑張っても移るときは移るのです。
家族全滅なんてしょっちゅうです。

今回も下の子から私へ…もう消毒もままならない状態になり、ついに上の子へ…。胃腸風邪の時って、最初にかかった子供の嘔吐処理で精神的に参っているので、そういう言葉って結構傷ついたりプレッシャーになるんですよね。

ましてや我が家はマンションなので、トイレも1つしかないですし、部屋も少ないので逃げ場もありません。空気も淀みがちで空気清浄機をしてもなかなか風邪の感染予防は難しいのです。そういう時って「大変だけど頑張って!」ただその一言でいいんだけどな…とついつい思ってしまいます。

その他にも「学校の忘れ物は親の責任でしょ!」とか、「こんな小さくなった服着せられて…」等など、距離が近い分、色々見えるところも多いので、そういうところは上手く流したり受け入れる努力が必要です。

上手く距離を取るために、私が気をつけていること

先述したように、実家が近いと何かと気を遣うこともあり、さらに主人の実家も近いとなると、実家と義理実家のバランスも考えてしまいます。

母の日、父の日のイベントははしごします

母の日や父の日、結婚前は自分の両親だけで良かったのですが、結婚すると親が増えるので、その分プレゼントは倍になります。私の両親は、経済的に余裕がないことも知っているので、「買ってきても受け取らないよ!」と最初から拒否されるのですが、お花とケーキ(みんなで食べる)だけはプレゼントします。

その分、義理の両親にはきちんと百貨店で吟味したものをプレゼントすることにしています。義理の父母共に身につけるものが多いですが、いつまでも綺麗で、また若々しくいてほしいという気持ちも込めて、なるべく明るい色味のものを選ぶようにしています。

時間をかけて選んでくれているって、自分が反対の立場だと嬉しいものですよね。
もちろん自宅から両実家は近いので、どちらもその日のうちに直接手渡しに行きます。

どんなに予定が詰まっていても、その日に家族揃って手渡しに行くのが我が家の定番です。

子供の成長、悩み、はたくさん共有してもらう

母親には話せても、義理の母親には見栄や恥ずかしさからあまり子育ての悩みを打ち明けられない方も多いと思います。それが授乳とか、トイレトレーニングとか、こちらもナイーブになっていることだと尚更言いにくいですよね。

私はなるべくたくさん子供達の事も知って欲しいので、最近こんな事で困っているとか、こんな事が出来るようになったとか、積極的に話すことにしています。また時には「肩こりが酷いです…」「毎日大変で目が回ります…」「パパがこんな事言ってきて…」なんて愚痴も吐きます。

主人の母であると同時に、私にとっても母であり、また人生の先輩、母親の先輩なので、とにかくたくさん色々な考えを聞くことを楽しみながら話をしています。そうして私自身がリラックスすることで子供達も安心して甘えられたり、のびのび遊べたりと、義理の実家の滞在時間はあっという間に過ぎていきます。

いつでも感謝を忘れない

自分の実家でも義理実家でも、帰宅するときは「ありがとう」を忘れないようにしています。

当たり前のことのようですが、自分の実家だと結構忘れがちではないでしょうか。片付けをして帰るとか、使った食器を洗うとか、盆暮れ正月の帰省のように大人数が集まる場でなければ、時間に追われて帰宅してしまう事もありがちだと思います。

例えそんな時でも「後片付けできなくてごめんなさい。」と一言を忘れずに言うという事が、近いからこそ大切になってくると思います。遠い所からの帰省なら、笑顔で帰ってくれたらOKかもしれませんが、頻繁に会う関係なら、しっかりと心のわだかまりはその時に解消しなくてはなりません。

母親が近くにいるからと、娘気分でいつまでもいてはいけないというのが、少しずつ老いていく両親を見たり、子育てしているとだんだん身にしみるようにわかってきました。

最後に

ここまで、地元の人と結婚して、両実家の近くで暮らしているが故に気をつけていることや、少し大変なこと等について書いてきましたが、まだまだ手のかかる子供を抱えている時に、力を貸してくれる両実家の父と母には、本当に感謝しかありません。

この恩はいつか返すからね…といっても、「あんたが次の孫に同じ事をしてやればそれでいい」と言われます。そんな言葉に甘えるわけにはいきませんが、自分も恥じないようにしっかり子育てをして、子供に同じ事を言えるように努力していかないといけないと思いました。

結婚して、色々な人間関係に悩んでいる方も多いと思いますが、意外に素直になってたくさん話してみたら開ける扉もあるかもしれません。待っているだけでなく、自分から色々関わってみるのもいいかもしれませんね。

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