子どもの小学校通学の安全確保における工夫

我が家の長男は今年2年生になりました。

幼稚園までの親子登園は卒業し、うちの小学校は集団登校でもないので、通学がかなり心配です。
しかも我が家は小学校まで小学2年生の足で20分から30分と、少々遠いので尚更です。

そこで私が出来る範囲でしてきた通学における安全確保について、実践してきたアイデアについて書きたいと思います。お仕事を持たれている方には難しい所もあるかもしれませんが、それでも色々な手立てはあると思うので、目を通していただけたらと思います。

防犯面

小学校に上がると、親の目が行き届かない為、何が起こるかわかりません。特に、小学校までの道のりで、死角になっている所があったりもします。息子の通う小学校では、1年生の始めに集団下校が二週間近くあります。

その時に、死角になるところや交通量が「多い所、工事中のところや廃屋等の危ない所は説明を受けたり保護者が同伴して確認したりするのですが、その二週間が終わると個人個人で登校することになります。

うちは学校から遠い為、配慮があったのか同じマンションの1年生はみんな同じクラスになりました。その為、すぐに仲良くなり、一緒に登校するようになりました。

死角や廃屋付近で怖いのは、やはり誘拐です。集団で登校するのでその点においての朝の心配ありませんが、下校時は習い事があったり学童に行ったりと、みんな時間がまちまちになるので、息子には出来るだけ誰でもいいから一緒に帰ることの出来る近所の子を探して帰ってきなさい。と言っています。

家につくまでは誰と帰ってきたのかはわからないのですが、大抵は近所のお友達と自宅付近まで帰宅しているようです。しかし、最後の道だけ1人だったとか、途中で置いていかれたとかもよくある話で、なるべく1人にならないように心がけてはいるものの、そうはいかないのも現実です。

そんな時、役に立つのは「防犯ブザー」です。男の子なので、最初はいらないかな。と思いましたが、1人で帰宅することも多いので、単純なタイプで1000円程の物を持たせることにしました。

しかし、男の子の習性でしょうか、意味もなく下校中に鳴らしてしまうのです。これが厄介で、息子も例外ではなく自分の意思とは関係なかったようですが、手が引っかかって鳴らしてしまったという事がありました。

それだけならまだ良い方で、転んだ拍子に破損…という事件をもって、息子の防犯ブザー生活は幕を閉じまいた。

「防犯ブザー」に変わって壊れなくて防犯になるものとして、「笛」を持たせている親御さんも多くいます。100均で購入出来ますし、破損する事もほとんどないので我が家も取り入れる予定です。

ただ、紐のついている笛が多いので、ランドセルに付けるにしても紐は少し邪魔ですし、引っ掛けても危ないので、ゴムやビニル製のバネの様に、伸びるような紐にする等の工夫もしてあげた方がいいかと思います。

近頃は巻き取り式のゴムの先に笛がついているおしゃれな物もあり、お子さんと使いやすいものを探されるのもいいかもしれません。

雨の日の通学

雨の日は親として一番心配です。足元は悪いし、傘をさしたら視界が狭くなるし、歩道橋も転げ落ちないか心配です。また、無事に着いたとしても衣服が濡れるている場合もあり、可哀想です。

私は雨の日で一番気がかりなのは、傘です。他人の傘が目や顔に当たったりというもの雨の日の通学を見ているとよくあるようで、息子も経験しています。また、荷物が多いと傘をさしている反対側の手もふさがり非常に危険です。

そこで、まず傘が目や顔に当たらない様にするのは自己防衛が必要だと思います。

もしかしたら余計に視界が狭くなるかもしれませんが、お友達と登校しているので交通面はみんなに合わせると信じ、お友達の傘の先が顔面や目に当たらないように、キャップ帽をかぶらせています。

なぜなら、とっさにお友達が振り下ろしたり、開いた傘の先が目に当たる前に、キャップ帽のつばが犠牲になってくれるからです。視界を優先される場合はこの限りではありませんが、視界が悪かったら帽子を取るように話しています。

また、長靴をはいていく時もありますが、意外と長靴は足首が曲げ伸ばししにくく歩きにくかったりします。少量の雨なら運動靴で通学するようにしていますが、溝の上の銀色の網等は、雨の日大変滑りやすいので、出来るだけ上を歩かないように言っています。

運動靴で通学する際は、靴下が濡れると可哀想なので、靴下の替えと、濡れた靴下を入れるビニール袋を持たせてあげる事をおすすめします。衣服も同様で、濡れてしまったら袋に入れ、学校の体操服に着替えるか、自分で考えて対応する様に教えています。

2年生くらいの子供は、イレギュラーな対応が本当にまだできません、母親にいわれたことも「出来たらする」というくらいで、本当にしているかはわかりませんが、何も言わずに風邪をひいたり怪我をするのは避けてあげたいのが親心です。

走る&押す等

息子は1年生の時、2年生のお兄さんについて行こうと走って転倒し、顔面をすりむいたことがあります。ランドセルは本当に重たいので、どうしても顔から転んでしまうようです。その為1年生の間は、顔に怪我をする子供が多発します。

女の子だと尚更心配です。息子は自分が怪我をしてから、走ったり追いかけたりという事は控えているようですが、2年生になると少し体も大きくなり、それなりにランドセルにも慣れてくるのか、下校の様子を見ていると、ちょくちょく走ったりランドセルを押したりしている子供を見かけます。

息子もたまにお友達に追いつく為に走っていることもあるので、見かけたらその場で注意するようにしています。また、ランドセルは軽量化を推しているようなものでも1年生や2年生の子供にとってはまだまだ非常に重いので、教科書などの入れ方や肩紐の長さにも気をつけてあげる必要があります。

教科書は、背中側にしっかり入れ、筆箱は外側に入れます。給食セットも私はぶら下げると引っ掛けたりするので、ランドセルの中に入れます。


上の画像のように、小さな違いですが、重たい教科書を背中側にピッタリとくっつけて入れたほうが、身体に感じる重さが軽減されるそうです。悪い例のように、重い物を外側に入れると、かえって身体が持って行かれてしまい、重く感じてしまうそうです。

また、肩紐も適切な長さにしてあげないと、肩や腰を痛めたりしてしまうそうです。我が家は20分から30分この重たいランドセルを背負っているので、その辺りは慎重にしてあげなければならないなと感じています。

交通量が多い場所での横断

通学の道のり、平坦な道ばかりではありませんし、また国道や幹線道路が走っていると、交通量は朝はもちろん、下校時間も交通量は多いです。そんな中、歩道橋がない横断歩道もいくつか通らなくてはならず、朝の愛護活動で交差点付近に立っていると、ひやひやする事もよくあります。

例えば、右、左は見ているけれど、右折車、左折車が全く視界に入っていない等、何度言っても視界に入る迫ってくる車しか反応出来ないので、非常に心配になります。そういう時は、危険な箇所を絞って教え込み、右、左と同時に斜め右後ろ、斜め左後ろ、確認するように癖づけさせています。

また、ウィンカーが光っていたら、光っている方に曲がってくるサインであるということと同時に、もしその車がスピードを緩めて止まってくれたり、行っていいよと手で合図してくれたら待っていてくれたら、運転手さんと目を合わせて、手をあげて横断するように教えています。

その際は、余裕があれば運転手さんにお礼の会釈をしようね。とも言っています。

大体の方は通勤時間で急いでいるにも関わらず、子供達に先に横断するように促してくれるのですが、やはり急いでいて早く行きたい気持ちはみなさんお持ちだと思います。

一瞬のことではありますが、せっかく譲ってもらったのならばきちんとお礼をすると、相手の方も悪い気はしませんし、子供も当たり前のこととは思わなくなります。また、車の中の人との目線での譲り合いのやりとりも勉強になると思います。

イレギュラーな時の対応

ここまで、通学における不安や心配事について書いてきましたが、最後に特別編として、「自宅に不在の為、祖父母宅に帰宅することを伝えたが、忘れて自宅に帰宅してしまった等のイレギュラーな時の対応」ということで、私が困った時のことと、その対処法について書きたいと思います。

うちは小学校と自宅の間に私の実家があります。何か困ったことが発生した時や、しんどくなってしまった時、トイレに行きたくなった時は、登下校の時間帯はおじいちゃんおばあちゃんが家にいてくれると言っているから、行ってもいいよ。と言っています。

そして、習い事の日は、自宅に帰宅していると間に合わない事もあるので、実家で待ち合わせをして連れて行くこともあります。

そんな時は、大抵登校の際の玄関で、「今日はおばあちゃんの家に帰ってね。」と伝えるのですが、一度、忘れてしまって自宅に帰宅したことがあります。もちろん私は実家で待機していたので、なかなか帰ってこない…と心配になり、学校まで見に行って靴箱を確認したり、自宅付近まで見に行ったりしているうちに、実家に引き返している息子と行き違いになり、合流した時は親子共々ヘロヘロでした。

そんな失敗や心配はもうしたくないので、そんな忘れっぽい息子の為に、実家に帰宅する日はランドセルの横のフックにカラフルなキーホルダーをかけるようにしました。

そうすると、ランドセルを背負う時に目に入り、心づもりができます。また、下校途中にうっかり分からなくなったら、実家の前でお友達にキーホルダーの有無を確認してもらったりして、間違えて自宅に帰宅してしまう事がなくなりました。

その他にも、急用などで下校時に自宅にいられない場合は、30分程の留守であればメモ書きを靴箱の靴の中に気づくように入れてあげる事で、学校で遊んで時間を潰してきてくれたり、実家に行って待ってくれたりと、イレギュラーな時でもある程度安全な対応を自分で出来るようになりました。

まとめ

入学してからしばらくは本当に心配なもので、学校までの距離が遠いほど、よりその心配も大きなものになります。30分で着くはずなのに、1時間かかったり、帰宅までに落し物をしたり怪我をしたり…。

毎日ひやひやとの戦いです。お仕事をされているお母さんは、なかなか通学の様子を見てあげられませんし、私も下の子がいるので、タイミングが合わない時も多々あり、毎日は見てあげることはできません。

そんな中で子供達はギリギリセーフの出来事を奇跡的に乗り越えて無事に帰宅しているという事も少なからずあると思います。

出来るだけたくさんのボランティアの方が見てくださっていたりしてありがたいのですが、自分自身も出来るだけ自分の子供だけでなく、周りの子供達も危険なことに直面していないかをほんの少しでも見てあげることで、事故を未然に防ぐことも出来ます。

また、自分の子供も気をつけなければならないと教えさせられます。段々と身体が大きくなると、視界も高くなり、また危険予知能力も備わってくると思います

。それまでは母親や手の空いた保護者が、少しでも安全に通学出来るように、通学路の安全に敏感でいたり、また子供たちを見ていて危ないと感じた時は、根気強く教えて行くことも大切だと思います。